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神奈川 鎌倉・北鎌倉

 
 
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七里ガ浜から伊豆大島

20231127東慶寺山門下に咲くりんどう

武士たちの気分と禅宗
鎌倉幕府を戦い獲った武士たちの気分に禅宗は合ったようで鎌倉には臨済宗のお寺が多い。
北鎌倉の山あいの谷に沿って点在する円覚寺、東慶寺、浄智寺と明月院そして長寿寺、建長寺を日にちを割りながら訪ね歩くのはなかなか楽しい。
11月、北鎌倉は紅色や黄色に淡く染る。 11801212に幕府に入る馬列 馬列は19人。その氏名は以下(吾妻鑑による)/先頭は和田義盛ついで頼朝、その左加々美長清、右毛呂季光。その後北条時政、義時、足利義兼、山名義範、千葉常胤、胤正、胤頼、安達盛長、土肥実平、岡崎義実、工藤景光、宇佐美助茂、土屋宗遠、佐々木定綱、盛綱末尾に畠山重忠。イラストでは主要な5人を取り上げた

幕府創設と運営に働いた坂東の平氏
新築した幕府に入る19人は頼朝がこれまでとこの先で頼った武士たちである。その中に和田、畠山、土肥、千葉。岡崎、北条ら平氏が9名いた。
今回から、頼朝の幕府創設と運営に働いた坂東の平氏たちの話を書いていきたい。
坂東平氏の初めは誰だったのか。坂東で何をした「集団」なのか。

794年(延暦13年)、現在の京都盆地に第50代桓武天皇は都を開いた。高望王はその四世=曽孫(あるいは孫)にあたる皇族であったが、この人が臣籍降下つまり皇籍を離れ平朝臣高望(たいらのあそんたかもち)と呼ばれる人になった。寛平元年のことである。高望は息子たちと一族を連れて坂東に下向、上総の介として働いた。
この平高望こそが坂東平氏の初めだと言われている。9世紀の終る昌泰元年の頃だったという。
平高望は上総介として10年前後活動したようである。生誕・死没日とも不明な人だがおおよでいうと、800年代中頃に生まれ910年頃亡くなったらしい。
坂東は相模・武蔵・上総・下総・安房・常陸・上野・下野の8カ国のことをいう。上総国は現在の千葉県市原市あたりを中心にした国である。上総国分尼寺跡がある市原は国の中心であった。国分尼寺は第45代聖武天皇(701-756年)の代に建設されているが、平高望は創建から200年の後の国分尼寺を見ていたかもしれない。
また高望が亡くなった後、935年、平高望の三男良将の子の平将門が乱を起し坂東一円は戦場になった。俯瞰してみれば、大地を耕し実質的に土地の所有者になりながら荘園制度に胡坐をかく貴族と大きな寺・社が利益を吸い上げていく社会制度に不平等感をもつ新興地主の反乱であったろう。
新興地主には高望の子や孫が多くいたはずである。高望はそういう時代の中にいた。

解らないことが1つある。皇籍を離れるという生涯の大事を彼が決断した理由だ。次回はそれを書きたい。




秋色が映える北鎌倉

20231127東慶寺山門から
20231127東慶寺山門から
20231127東慶寺境内が色づく
20231127東慶寺境内が色づく


東慶寺
間口が狭く境内は坂、上って行くと奥行きが深い東慶寺は繊細に我々を刺激してくるお寺である。
20231127東慶寺境内・銀杏の向う
20231127東慶寺境内・銀杏の向う

20231127浄智寺境内
20231127浄智寺境内


浄智寺
禅寺らしからぬ繊細な雰囲気の浄智寺
20231127浄智寺本堂と銀杏
20231127浄智寺本堂と銀杏

20231024頼朝の墓
20231024頼朝の墓


円覚寺

足を延ばして鎌倉の秋を楽しむ

瑞泉寺
20231127日差しが暖かい瑞泉寺
20231127日差しが暖かい瑞泉寺
極楽寺
20231127極楽寺境内つわぶきとセンリョウ
20231127極楽寺境内つわぶきとセンリョウ


稲村ケ崎から見る晩秋の富士
20211125夕映えの富士
20211125夕映えの富士


鎌倉の英雄たち

鎌倉の英雄たち 毛利氏	畠山重忠	北条義時	後白河法皇	源頼家 源実朝 藤原秀衡 源義経 静御前 平敦盛 建礼門院 平将門 島津氏 源頼朝 秩父党 平重盛 平維盛 上総介広常 千葉常胤 平清盛 大江広元 西行 北条早雲 源義朝 三浦義明 梶原景時 比企能員 和田義盛 土肥実平 北条時政 北条政子

鎌倉を全部楽しむ

11月の鎌倉

20231127陽射しが膨らむ鶴岡八幡宮
20231127陽射しが膨らむ鶴岡八幡宮



鎌倉のイチョウ
円覚寺、長寿寺、鶴岡八幡宮、杉本寺、荏柄天神社、報国寺、
頼朝の墓(大木でしたが、切り倒されていたとの情報があります)、妙本寺


鎌倉の紅葉
円覚寺、明月院、浄智寺、東慶寺、海蔵寺、源氏山公園、長谷寺、妙本寺、
安国論寺、鶴岡八幡宮、 鎌倉宮、瑞泉寺、獅子舞の谷、建長寺、浄光明寺

鎌倉のこむらさき
円覚寺、東慶寺、海蔵寺、安国論寺、大巧寺

鎌倉のツワブキ
海蔵寺、宝戒寺、安国論寺、安養院、妙本寺


鶴岡八幡宮12ヶ月

20231127段葛から三ノ鳥居
20231127段葛から三ノ鳥居
11月の段葛
三ノ鳥居越しに八幡様を望む段葛の終点。装いを改めた風情の桜はくる年を待っているかのようである。

由比ヶ浜12ヶ月

由比ヶ浜・材木座海岸の満ち潮引き潮  気象庁の潮位表へ

20241002由比ヶ浜
20241002由比ヶ浜
20240625材木座海岸
20240625材木座海岸

開催イベントの中止や延期がある可能性がございます。おでかけの際は事前にご確認ください。

川喜多映画記念館企画展

【展示】
企画展 「開館15周年記念 鎌倉・川喜多邸を訪れた映画人」

2025年8月2日~11月24日
料金:一般300円/小・中学生150円

<映画上映2025年11月〜>
■東京物語 4Kデジタル修復版
(英語字幕付上映)
10月28日、30日、11月1日、2日
監督:小津安二郎
共演:笠智衆、東山千栄子、原節子、山村聰、杉村春子、三宅邦子、香川京子、中村伸郎

■東京画 2Kレストア版
10月29日、31日、11月1日、2日
監督・ナレーション:ヴィム・ヴェンダース
共演:笠智衆 、厚田雄春 、ヴェルナー・ヘルツォーク、クリス・マルケル

■神奈川ニュース映画協会の記憶
プログラムA〈横浜・川崎篇〉
横浜都市発展記念館 所蔵:
『市政の歩み』
『私たちの横浜港』
『こども三題』
『スタンプラリーでヨコハマ再発見』
川崎市映像アーカイブ 所蔵:
『立体化工事始まる 川崎駅前』
『ミューザ川崎シンフォニーホール』
『藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)開館プレイベントみんなのドラえもん展』
11月7日~9日

■神奈川ニュース映画協会の記憶
プログラムB〈 鎌倉篇〉
鎌倉市中央図書館 所蔵: 『鎌倉開府八百年記念祭』
『大佛』
『神奈川ニュースに残された鎌倉』
11月7日~9日

■黄色いからす(英語字幕付上映)
11月11日、12日、14日、15日
監督:五所平之助
共演:淡島千景、伊藤雄之助、設楽幸嗣、田中絹代、久我美子、多々良純

■結婚式・結婚式
11月11日、13日、14日、16日
監督:中村登
共演:岡田茉莉子、岩下志麻、田中絹代、伊志井寛、田村高廣、川津祐介、佐田啓二

■愛情の決算
11月12日、13日、15日、16日
監督:佐分利信
共演:原節子、佐分利信、三船敏郎、小林桂樹、八千草薫、田中春男

■千羽鶴
11月18日、19日、21日、22日
監督:吉村公三郎
共演:木暮実千代、乙羽信子、木村三津子、杉村春子、森雅之

■日も月も
11月18日、20日、21日、23日
監督:中村登
共演:岩下志麻、森雅之、久我美子、中山仁、石坂浩二、笠智衆

■辻が花
11月19日、20日、22日、23日
監督:中村登
共演:岩下志麻、佐野守、中村玉緒、宝生あやこ、松坂慶子、笠智衆

施設公開

■長寿寺特別拝観
開催場所:長寿寺(山ノ内1520)
開催日:2025年10月3日~12月7日
10月3日~11月22日 金土日及び祝日
11月23日~12月7日 毎日
10:00~15:00(雨天中止)
拝観料:300円

■まんだら堂やぐら群 限定公開
開催場所:逗子市小坪7丁目
     国史跡「名越切通」内
開催日:2025年10月18日~12月14日の土日月祝
10:00~15:00 ※入場は5分前まで

特別公開

■建長寺 宝物風入
場所:建長寺
開催日:11月1日~3日 9:00~16:00
特別拝観料:300円/お茶接待付き
※小中学生は特別拝観料無料
※別途通常拝観料(大人500円、小中学生200円)が必要

■円覚寺
宝物風入・国宝舎利殿特別拝観
場所:円覚寺
開催日:11月1日~3日 9:00~16:00
※最終日は宝物風入 15:00まで、
     舎利殿拝観 15:30まで
宝物風入特別拝観料:大人500円/小人200円
国宝舎利殿特別拝観料:大人300円/小人100円

■丸山稲荷社火焚祭
場所:丸山稲荷社(鶴岡八幡宮境内)
開催日:11月8日 14:00~

■写真供養感謝祭
場所:浄智寺
開催日:11月8日 11:00~14:00

■秋葉山大権現例大祭
場所:光明寺
開催日:11月18日 11:00~
(雨天、行列中止)

■紅葉特別参拝 場所:覚園寺
開催日:11月28日~12月10日
9:00~19:00(最終受付18時40分)
入山料:高校生以上500円/小中学生200円

■長谷寺秋の夜間特別拝観
場所:長谷寺
開催日:11月22日~12月7日
日没~19:00閉門(19:30閉山)
拝観料:大人400円/小学生200円

展覧会

【鎌倉文学館】
鎌倉文学館は2023年3月27日から2027年3月31日(予定)で庭園も含め、大規模改修のため全館休館

【鎌倉市鏑木清方記念美術館】
■鎌倉初公開 特別展
「あの人に会える!清方の代表作《築地明石町》三部作」
会期:2025年10月25日~11月30日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日(11月3日、24日を除く)11月4日、25日
入館料:一般 450円/小・中学生 220円

【神奈川県立近代美術館 鎌倉別館】
■川口起美雄 Thousands are Sailing
会期:2025年11月1日~2026年2月1日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(11月3日、11月24日、1月12日を除く)、12月29日~1月3日
入館料:一般 700円/20歳未満・学生 550円/65歳以上350円/高校生 100円

【神奈川県立近代美術館 葉山館】

■上田義彦 いつも世界は遠く、
会期:2025年7月19日~11月3日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(7月21日、8月11日、9月15日、10月13日、11月3日を除く)
入館料:一般 1200円/20歳未満・学生 1050円/65歳以上 600円/高校生 100円

■若江漢字とヨーゼフ・ボイス
会期:2025年11月15日~2026年2月23日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(11月24日、1月12日、2月23日を除く)、12月29日~1月3日
入館料:一般 250円/20歳未満・学生 150円/65歳以上・高校生 100円

■没後10年 江見絹子
—1962年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を中心に—
会期:2025年11月15日~2026年2月23日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(11月24日、1月12日、2月23日を除く)、12月29日~1月3日
入館料:一般 250円/20歳未満・学生 150円/65歳以上・高校生 100円