織田信長
織田信長(おだのぶなが:1534年-1582年) 「楽市楽座」という流通革命を推し進めた織田信長。彼が60歳まで、あと10年生きていたら、日本はどうだったろう、と想像したい。体制は中央集権制。信長はチンギスハーンのような独裁者だったろう。ブレーンはイエズス会の神父や外国商人、あるいは国内の商人。彼らから新しい考え方やアイデアを聞く。秀吉など部下たちは彼の言ったことを実行するだけであり、支配人タイプか外人部隊の隊長のようなタイプだったに違いない。
信長はモノの売り買いは誰でもできるようにし、人々の心を縛った仏様なんぞ嘘っぱちだと言い切り、下賤のものも積極的に登用した。信長の世紀はやってこなかったが挑戦的でのびやかであったであろう、と思われる。