「津波最大高さと標高」に基いた安全度例
東京都
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①銀座4丁目 交差点 |
②江戸川区 葛西臨海公園西なぎさ |
③中央区 晴海 |
④お台場 (東京湾埋立地) |
⑤港区海岸 レインボーブリッジ |
⑥品川区 八潮 |
⑦大田区 京浜島 |
標高(m)=A点 |
4.3 |
3.5 |
2.9 |
5.0 |
3.1 |
3.1 |
4.4 |
最大津波高さ(m)=A点 |
2.51 *註3 |
1.93 |
2.41 |
1.89 |
2.32 |
2.18 |
2.03 |
A点安全度=標高/最大津波高さ |
1.7 |
1.8 |
1.2 |
2.6 |
1.3 |
1.4 |
2.2 |
最大津波到達時間(分) |
158 |
152 |
158 |
142 |
157 |
151 |
144 |
註1:標高/精査しているが若干の誤差があります。
註2:最大津波高さ/1703年発生の元禄型関東地震 行谷ほか(2011)モデルを使用。東京都が2012年4月14日に公表
註3:「銀座4丁目交差点の公表された最大津波高さ」値はない。ここでは、公表された値の中で、場所的に近い「佃島・隅田川河口(中央区)」の2.51mを使用。
註4:安全度=A点の安全度。算出式=(標高)/(津波の最大の高さ)。値が「1以上だと津波から免れるということになる。しかし、防波堤の高さ、幅の充分さ、当日の潮の高さ、風力、さらに該当する周辺の地勢、地形などによっては、ここで出した「安全度1でも比較的安全」ともいえない。より安全な避難方法を、隣人、地域の組織、自治体などとよく相談し避難地などの確認をしてください。値が「1」以下の場合、色々なケースがあるものの、危険です。あらかじめ対応する必要があると考えます。
神奈川県
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⑧大磯海岸 (大磯地区) |
⑨湘南港海岸 (藤沢地区) 江の島ヨットハーバー |
⑩鎌倉海岸 (由比ヶ浜・ 材木座海岸地区) |
⑪三崎漁港海岸 (三崎地区) |
⑫横須賀港海岸 (新港地区) |
⑬横浜港海岸 (山下・ 本牧地区) |
標高(m) |
6.5 |
4.4 |
5.6 |
3.2 |
2.2 |
2.8 |
①最大津波高さ(m) *註2 |
17.1 |
11.5 |
13.0 |
11.1 |
3.8 |
3.7 |
①安全度=標高/最大津波高さ |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.3 |
0.6 |
0.8 |
①最大津波到達時間(分) |
3 |
12 |
14 |
8 |
21 |
126 |
②最大津波高さ(m) *註3 |
7.9 |
6.4 |
6.5 |
5.5 |
2.1 |
2.1 |
②安全度=標高/最大津波高さ |
0.8 |
0.7 |
0.9 |
0.6 |
1.0 |
1.3 |
②最大津波到達時間(分) |
6 |
7 |
8 |
6 |
1 |
116 |
※「津波の高さ」、神奈川県が公表した9モデルのうち、津波の高さが最も高いと想定される①モデルと日本人がその名前をよく知っている②モデルを併記。
①相模トラフ添いの海溝型地震(西側モデル)モデル ②大正関東地震モデル
津波の高さを比較したいためです。
註1:標高/精査しているが若干の誤差があります。
註2:①最大津波高さ・到達時間/相模トラフ添いの海溝型地震(西側モデル)をモデルとした。神奈川県が2015年3月31日公表、2015年6月22日一部修正
註3:②最大津波高さ・到達時間/1923年9月1日発生大正関東地震をモデルとした。神奈川県が2015年3月31日公表、2015年6月22日一部修正
註4:安全度=①および②モデルのA点の安全度。算出式=(標高)/(津波の最大の高さ)。値が「1以上だと津波から免れる」ということになる。しかし、防波堤の高さ、その幅の充分さ、当日の潮の高さ、風力、さらに該当する周辺の地勢、地形などによっては、ここで出した「安全度1でも比較的安全」ともいえない。より安全な避難方法を、隣人、地域の組織、自治体等とよく相談し避難地などの確認をしてください。値が「1」以下の場合、色々なケースがあるものの、危険です。あらかじめ対応する必要があると考えています。
※1703年元禄関東地震および1923年大正関東地震は「相模トラフ沿いに発生した海溝型地震」と想定されています。