沖縄 首里城周辺
1429年、建国された琉球王国
琉球王国は、尚巴志(しょうはし)によって、1429年、建国された。それ以前、沖縄本島には、本部(もとぶ)を本拠とした北山と糸満を本拠にした南山、そして中山が並立していたが、1つにまとめて王国にした。明や李氏朝鮮、東南アジアの国々との中継貿易が盛んで、室町幕府とも交流があったという。
首里城は約450年間続いた琉球王国歴代の居城である。珊瑚でできた小さな石を積み重ねた背の低い城壁は中城城でも今帰仁城でも見た。手作り感の強い灰白色(かいはくしょく)をした城壁は青い空と白い雲に映えてかわいらしく愉快である。
写真提供は© 沖縄観光コンベンションビューロー