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神奈川 鎌倉・北鎌倉

 
 
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北鎌倉・浄智寺


夏の初めの北鎌
夏の初めの北鎌には若い緑の色が充ちているその空気までもがGREEN。すこししめった若緑色。
一角においてあるベンチに座ってみてください。流れている「時」にのりそうになりついには流れに身をまかせてもいいかという一瞬がある。
北鎌倉はお寺が多い。
幕府の権力が安定してきた1250年ころ、5代執権時頼の時代に、建長寺(1253年建立。以下同)が建てられたのをはじめに円覚寺(1282年)、浄智寺(1281年)、東慶寺(1285年)などが建てられた。武士の生き様にあっていると言われた臨済宗のお寺である。
建てられのはいずれもヤツといわれる谷だった。
1247年の宝治の乱で、北条氏一族は隠然とした力をもつ大豪族三浦氏を滅ぼした。後顧の愁いを消した。三浦氏は頼朝の安房への脱出を命に代えて守った義明、義時の覇権争いに加勢した義氏など鎌倉幕府、北条氏に大きく力を貸した一族である。1247年両者は雌雄を決すべく戦った。北条時頼が勝利し北条氏は覇権を握った。長い道程だった。
GWを過ごすと北鎌に夏の花が咲く。谷の底の水気の多いところに咲くアヤメ、谷に面した崖に咲くイワタバコそれに紫陽花など華やかな季節になる。

東慶寺ー浄智寺ー円覚寺

20230427東慶寺
20230427東慶寺
東慶寺(1285年建立)
縦に奥に行くにしたがって雰囲気がが漂ってくるお寺。入口の階段下にある池でゲコゲコ鳴いている蛙に興味をひかれる人も多い。

20230427浄智寺
20230427浄智寺
浄智寺(1281年建立)
入口にお寺に入るためにお金をとる小屋がありあまり感じがよくない。が、小屋まで上っていく両側の緑と境内に入ったあとの雰囲気はなかなかいい。
この日境内においてあるベンチで昼食をとった。ハクウンボクという白い花を咲かせた木の下。
秋は銀杏の葉が積もるところ。気をつけていないいつどこにいるかわからなくなる。

20230427円覚寺
20230427円覚寺
円覚寺(1281年建立)
浄智寺をでて鎌倉街道を右、踏切を渡る。そのまま行くと建長寺、左に行くと明月院。案外人の多かった明月院によらず北鎌の駅へ向う。
円覚 寺門前。いつの季節に来てもいいが、若い緑が差しかけてくる今頃がベストか。
円覚寺は堂々としていて隠し事というか秘密めいたところがない臨済宗らしいところがいいように思う。
インバウンドと思われる人も多かった。

極楽寺-成就院-材木座海岸-光明寺

極楽寺(1259年建立=推定)
20230427極楽寺
20230427極楽寺

極楽寺坂切通しあたりのお寺2つ、極楽寺と成就院。
北条義時の三男重時にゆかりが深い真言宗のお寺。
この日は空の青に映えてアヤメがきれいだった。
成就院(1219年建立)
20230427成就院門前からみる
20230427成就院門前からみる

3代執権泰時が建てたといわれる真言宗のお寺。
簡潔な境内に咲く蓮と門前に咲く桜、紫陽花。花を見ながら見晴るかす由比ケ浜の波が素晴らしい。
材木座海岸
20220425材木座海岸
20220425材木座海岸

遠くに富士山と江の島が望める材木座海岸が好みだという鎌倉マニアが最近多い。
海岸からすぐのところにかつて和賀江島という人工島があり材木などが陸揚げされていたという。四次元的に想像力を働かせると確かに!と思う。
光明寺(1243年創立)
20220425光明寺山門楼上から
20220425光明寺山門楼上から

浄土宗特有の巨大な山門の立つ光明寺。その山門に登って海の方向を見る。鯉が青い空と海の間を泳いでいた。父と母と子どもたちがいる和やかな風景である。
そして、そのまま目線を左にふるとこのNEWSの左に掲載している「材木座海岸」の画格に入る。青い空につき出る富士山が見えてくる。
光明寺山門楼上の特別公開は2023年5月末まで。

鎌倉・二階堂

鶴岡八幡宮(1180年建立開始) 
20230427鶴岡八幡宮
20230427鶴岡八幡宮

吾妻鑑によると、頼朝は父祖の地・鎌倉に入った翌7日に由比郷にある鶴岡八幡宮を遥拝した。※12日に小林郷のいまの場所に八幡宮を移すことを決め、簡素な社を建てたという。
9日、頼朝の革命の中心になる御所(幕府。同時に自身と政子が住む邸宅)の建立を始めた。
こころのより所と政権のシンボルをつくることからはじめたわけである。
1週間後の13日には上野国と駿河国から上っている案件に指示と活動方針を出した。はやくも頼朝政権は機能しだした。
画像は吾妻鑑の中でいわれた「赤い橋」と思われる鶴岡八幡宮入口の太鼓橋越しにみた八幡宮の社。
頼朝公墓参道
20220425頼朝公墓参道
20220425頼朝公墓参道

今の石造りの層塔が造られたのは1779年だという。しばらくは簡単な印があっただけだったのだろう。
お墓は急な階段をのぼった上にあり下には白旗神社がある。
狭い鎌倉にしては長い参道を埋める桜が見事である。
葉桜がかがやくような美しさをみせる頃の緑もいい。 
荏柄天神社(伝1104年創建) 
20220425荏柄天神社
20220425荏柄天神社

鎌倉幕府の鬼門をおさえる守護神。赤く塗られた本殿は鎌倉最古の木造建築だといわれ国の重要文化財に指定されている。
社は小高い山の中腹にあり、上ってきた階段の上で息を整えながらふり返った時に見る景色はなかなかだ。
永福寺(1192年建立)跡
20220425永福寺跡
20220425永福寺跡

奥州で約100年、異常な繁栄を謳歌した藤原氏を討伐したのち、彼らの菩提を弔うため頼朝が造ったお寺。平泉の二階建ての寺に似せて造ったといわれている。
自分が焼き滅ぼした平泉の繁栄ぶり、豪華さに頼朝は心を震わせ感動したらしく、永福寺建立につづき勝長寿院を建てている。
瑞泉寺(1327年創建) 
20220425瑞泉寺
20220425瑞泉寺

二階堂川にかかる通玄橋を渡ると瑞泉寺エリアらしくなる。初夏にかけて藤、紫陽花などが咲く坂をのぼると瑞泉寺の小さな総門が見えてくる。
苔むした長い階段を登ると山門があり境内になる。同種でありながら瑞泉寺カラーと言っていいような色の花を毎月咲かせる境内。
春のはじめに咲く蠟梅の花の微妙な濃さの黄色と、同じく春先の馬酔木(あせび)が赤い色を上手に焦がしたような上品な色の花粒をつける様子を飽かず眺めることができる。感動で言葉を失うというとオーバーか。

鎌倉の英雄たち

鎌倉の英雄たち 毛利氏	畠山重忠	北条義時	後白河法皇	源頼家 源実朝 藤原秀衡 源義経 静御前 平敦盛 建礼門院 平将門 島津氏 源頼朝 秩父党 平重盛 平維盛 上総介広常 千葉常胤 平清盛 大江広元 西行 北条早雲 源義朝 三浦義明 梶原景時 比企能員 和田義盛 土肥実平 北条時政 北条政子

鎌倉を全部楽しむ

鎌倉ビーチフェスタ

20230427由比ヶ浜を望む
20230427由比ヶ浜を望む

由比ヶ浜遠望  
成就院参道から望む由比ヶ浜である。4月には桜越しだった。このお寺にお参りする楽しみの1つである。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム外観(池)鶴岡八幡宮提供

鎌倉のツツジ
浄光明寺、海蔵寺 、瑞泉寺、鶴岡八幡宮、安国論寺、建長寺、英勝寺、浄智寺、
妙本寺、明月院、高徳院(鎌倉大仏)、安養院
鎌倉のボタン
鶴岡八幡宮、円覚寺、東慶寺、浄智寺
鎌倉のフジ
安国論寺、鶴岡八幡宮、瑞泉寺、光則寺、長谷寺

鎌倉のカキツバタ
海蔵寺




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イベント

■菖蒲祭
開催場所:鶴岡八幡宮
開催日:5月5日 13:00~

■草鹿神事
開催場所:鎌倉宮
開催日:5月5日 13:00~

■大船まつり
開催場所:大船駅東口周辺
開催日:5月21日*雨天中止 
9:00~16:00

■かまくら「長谷の市」
開催場所:長谷寺周辺
開催日:5月21日*雨天中止 
8:00~18:00

■徳崇大権現会・大般若経転読会
開催場所:宝戒寺
開催日:5月22日 13:00~

■鎌倉ビーチフェスタ
開催場所:由比ヶ浜海岸
開催日:5月27日 10:00~16:30
28日 10:00~16:00

■白旗神社例祭
開催場所:鶴岡八幡宮
開催日:5月28日 10:00~

特別公開

■旧川喜多邸別邸 特別公開
開催場所:旧川喜多邸
開催日:5月3日~7日
拝観時間:10:00~16:00まで
入館料:大人200円、小人100円

■国宝「舎利殿」特別公開
開催場所:円覚寺
開催日:5月4日~6日
拝観時間:9:00~16:00まで
特別拝観料:高校生以上300円、小中学生100円

■開山塔 奥の院「棟田立ノ井」特別公開
開催場所:覚園寺
開催日:4月28日~5月8日

■まんだら堂やぐら群 限定公開
開催場所:逗子市小坪7丁目
国史跡「名越切通」内
開催日:4月22日~5月29日
拝観時間:10:00~16:00まで

川喜多映画記念館

【企画展】
BOWシリーズの全貌
―没後30年 川喜多和子が愛した映画
2023年3月18日~2023年6月25日
料金:一般200円/小・中学生100円

<映画上映2023年5月〜>
■木靴の樹
5月16日、17日、19日、21日
監督・脚本:エルマンノ・オルミ
出演:ルイジ・オルナーギ、フランチェスカ・モリッジ、オマール・ブリニョッリ、テレーザ・ブレッシャニーニ

■ブリキの太鼓《劇場公開版》
5月16日、18日、20日、21日
監督・脚本:フォルカー・シュレンドルフ
出演:ダーヴィット・ベネント、マリオ・アドルフ、アンゲラ・ヴィンクラー、ダニエル・オルブリフスキー

■ミツバチのささやき
5月30日、31日、6月2日、4日
監督・脚本:ビクトル・エリセ
出演:アナ・トレント、イザベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス、ケティ・デ・ラ・カマラ

■東京画《2Kレストア版》
5月30日、6月1日、3日、4日
監督・脚本・ナレーション:ヴィム・ヴェンダース
出演:笠智衆、厚田雄春、ヴェルナー・ヘルツォーク、クリス・マルケル

鶴岡八幡宮12ヶ月

5月の段葛
一段高くなっていることを不思議に思いながら段葛を歩く外国からのお客さま。
日本の人たちはほとんど歩いていない。なぜか?写真

20230427段葛

由比ヶ浜12ヶ月

由比ヶ浜の満ち潮引き潮
気象庁の潮位表へ

展覧会

【鎌倉文学館】
鎌倉文学館は2023年3月27日から2027年3月31日(予定)で庭園も含め、大規模改修のため全館休館

【鎌倉市鏑木清方記念美術館】
■美しきおもかげ
―物語の女性たち―
会期:2023年4月14日~5月18日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日(5月2日は開館)
入館料:一般 450円、小・中学生 220円

■清方生誕145年記念
東の美人画家、鏑木清方
~上村松園とともに~
会期:2023年5月20日~6月25日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日、6月13日
入館料:一般 450円、小・中学生 220円

【神奈川県立近代美術館 鎌倉別館】
■吉村 弘 風景の音 音の風景
会期:2023年4月29日~9月3日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円

【神奈川県立近代美術館 葉山館】
■生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良
会期:2023年4月22日~7月2日
前期:4月22日~5月28日
後期:5月30日~7月2日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般1,200円、 20歳未満・学生1,050円、 65歳以上600円、 高校生100円

■コレクション展
野崎道雄コレクション受贈記念
見えないもの、見たいこころ
会期:2023年4月22日~7月2日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般250円、 20歳未満・学生150円、 65歳以上100円、 高校生100円