栃木県 中禅寺湖
奥日光、戦場ヶ原、中禅寺湖、男体山、日光東照宮
「日光」は奥日光、戦場ヶ原、中禅寺湖、日光東照宮という4つのステージから成っている。上部の3つのステージからは滝が落ちている。
世界遺産に指定される日光東照宮のイメージが抜きん出ていて、日光が日本有数の自然地リゾートであることはあまり知られていない。
奥日光stgには、夏、マス釣りで賑わう湯ノ湖があり、岩壁をこするように水が落ちる湯滝がある。また湯量の豊富な温泉がある。
戦場ヶ原stgは、昔、大蛇と大ムカデが戦ったという伝説のある湿地帯で、中を、マス釣りたちに人気の湯川が流れている。湯川はそのまま竜頭ノ滝になって落下する。
中禅寺湖stgは男体山が噴火したときの溶岩で湯川が堰き止められた湖だ。男体山噴火によるカルデラ湖だと、物知りの人は思うだろうが違う。湖からあふれた水は細い水路を行き華厳ノ滝になる。
中禅寺湖stgと日光東照宮stgは上り下りのいろは坂で結ばれている。
大蛇と百足が戦った戦場ヶ原
大きな蛇とムカデが戦ったという戦場だと言われている。大蛇と大型のムカデは男体山と日光白根山の化身だといわれる。
いまの戦場ヶ原は平和で四季それぞれにいい風が吹いている。中をゆったり流れる湯川。川底は溶岩色で鱒が釣れる。
竜頭ノ滝
だいぶ前、土地の老人が「日光で一番早く秋が来るのは竜頭の滝だ」と言っていた。確かに竜の鼻先はどこよりも早く紅くなるようである。
しかし、春は遅い。
滝壺近くに茶店がある。そこから見上げると、竜が頭をさげ地を咬むようにして背筋を震わせている。
春のツツジと初夏の若葉、そして紅葉が美しい。
中禅寺湖、男体山 | ||
華厳ノ滝 華厳ノ滝は水量が豊かでその轟々という音と飛んでくるしぶきの量にびっくりする。ナイアガラの滝とは較べるべくもないが、幅広く適当な高さで轟々と落ちる様に感動する。高くから落ちる那智の滝のタイプとは違う。 雪解けの始る4月の初め頃からがよくなる。が、中禅寺湖あたりの桜の開花は5月GWのころで、そのタイミングに行くといい。 |
明智平から 半月山展望台は中禅寺湖とその向うの男体山を見る絶好の位置にあり、雄大!というより細かな美しさを楽しむことができる展望台のようだ。春から秋にかけて観光船が浮かぶ。 秋、紅葉した八丁出島が美しい。 今回は、展望台から西の方、足尾の山々にのぼる雲の画像を掲載した。人々の努力で足尾の山が復活しつつあるようだ。 |
半月山展望台 明智平から中禅寺湖方面の景色を画像で見る時、それらを生で見てみたいといつも思われるのではないか。明智平そのものは、日光の町から中禅寺湖に登る時の休憩の場所で、中禅寺湖を眺望して初めてその価値がでてくる。その景色を眺めるためロープウェイも施設されている。 中禅寺湖を眺望する時、手前に滝が落ちているのがわかる。華厳ノ滝だ。日光はややもすると箱庭の風情があるが、ここからの景色は雄大で見ごたえがある。 |
日光NEWS:紅葉の見頃は10月中旬〜下旬です、半月山展望台や明智平展望台からの眺めがおすすめです。