東京 皇居
皇居
皇居はいうまでもなく天皇陛下のお住まいだが、お堀の中のうち、東御苑、北の丸公園には入ることができる。春は椿、梅と桜が咲き、くつろぎながら楽しんでいる人が多い。
写真提供:(公財)東京観光財団
1868年、江戸は「東京」になった。
1868年、明治天皇は京都で即位したのち江戸に移り、江戸城を御在所として「皇居」とした。江戸は「東京」になった。1868年は日本が「近代」に脱皮する重要な年である。五箇条の御誓文が定められ徳川幕藩体制が終る。1月3日の鳥羽伏見の戦いに始まりなお戊辰戦争は続くが、江戸城の無血開城ののち「明治」という時代がゆったりと始まった。
江戸から東京になった頃を楽しむ
皇居を一周しながら江戸城の城門を見るのもいい。いくつあるだろう。井伊大老が暗殺された桜田門はなにかと有名だが、半蔵門は忍者(?)服部半蔵に由来しているという。半蔵は門外に組屋敷を構え江戸城の警備をしていたのだという。