栃木県 日光東照宮周辺
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日光東照宮
日光には、上のステージMAPのように4つのステージがあり、東照宮のあるステージは大谷川に沿って一番下にある。
日光駅で降りる電車旅の場合、駅を降りて最初に登場するステージで、日光市街と日光東照宮から成り立っている。
日光市街には日光湯波、羊羹などの名物を売る店と市役所、消防署などがある。120号線を行き紅く塗られた神橋を左に見て、また手前に立っている天海僧正像に挨拶をして大谷川を渡ると神橋交差点。そこから階段をすこし上がると東照宮の参道にでる。
参道には標高643mと書いた看板がある。東京スカイツリーと同じ標高だとも書いてある。
左手に輪王寺がある。
日光二荒山神社
日光二荒山神社の本社。中禅寺湖畔に中宮祠があり男体山頂上に奥宮がある。日光の森の中に本社の創建されたのは767年といわれている。
日本ロマンチック街道 日光ドライブ
首都圏から関越自動車道の沼田ICでおりて上州路を楽しみながら、日本ロマンチック街道を走り、日光を目指す場合、そのコースの終点近くに東照宮はある。
徳川家が300年近く続いたのは3代将軍家光がいたからとも言えるが、彼が建てたいろいろを見て帰ってほしい。
徳川家康の系譜
1600年9月15日の関ヶ原の戦いに勝った徳川家康は1603年、江戸に幕府を開いた。
日本の戦国時代は普通、北条早雲の伊豆討入り(1493年)に始まると言われるが、日本の中心で目に見える形で時代が動いたのは、1560年、桶狭間に今川を急襲し勝利した織田信長からであろう。信長が時代を回し、信長を中心に時代が動き始めた。が、しかし、あと一歩で信長の天下!という時、明智光秀によって本能寺に信長が倒れる。
それから秀吉の時代。秀吉は日本を統一する。が、しかし、驚異的な速さで出世してきた秀吉には跡を継ぐものがいない。
秀吉の死後、徳川家康が念願の天下を手にする。家康は、信長、秀吉の轍を踏まないよう、慎重に時間をかけて日本を「徳川色」にしていった。東北に伊達、関東に水戸徳川、東海に尾張、紀州の徳川、北陸に前田、中国に池田、四国に山内、九州に黒田などの大大名を据えて徳川家に矢を向けさせないシフトを作り上げた。それでも防長二州に閉じ込めた毛利と薩摩の島津は潜在的な敵として残った。
家康は西からの敵に備えることを念じつつ75歳で死ぬ。そして、神様(東照大権現)になり東照宮に祀られる。北の空から江戸を守るためだ。
家康は270年の間、江戸幕府を守った。が、さらに150年が過ぎ、今は隠居しているような気分で日光にいる。