神奈川 鎌倉・北鎌倉









「2025年の桜」画像が入荷!
鎌倉・段葛の桜並木
段葛に桜の苗木が植え付けられて10年目になった。上の画像は昨年(2024年)撮ったものだが美しく育っている。今後、段葛の桜並木は桜の名所になるだろう。全国から多くのお客さまがやってくる。
2025年4月13日~20日 鶴岡八幡宮を中心に開催
行列巡行 4月13日10時~ 若宮大路
静の舞 4月13日15時~ 鶴岡八幡宮 舞殿
野点席 4月19日10時~15時 鶴岡八幡宮境内
流鏑馬 4月20日13時~ 鶴岡八幡宮特設会場
A~Dのコースを選び「鎌倉の桜」をお楽しみください
散歩 in かまくら桜吹雪
A散歩
江ノ電極楽寺駅⇒極楽寺-成就院-御霊神社-由比ヶ浜
江ノ電極楽寺駅を降りて左に坂を上ると江ノ電越しに極楽寺の山門が見える。
茶室に入るように体を折り曲げて境内に入る。静謐な空間に桜吹雪が舞う。
成就院に上る階段はちょっときつい。切通しからおよそ70段。しかし登った先にはご褒美、桜が散る門前から由比ガ浜を見晴るかす光景が楽しめる。
切通し下には鎌倉権五郎景政を祀る御霊神社がある。
後三年の役の勇者であった権五郎は鎌倉の入口-極楽寺坂切通しを今も守衛している。





B散歩 鎌倉駅⇒段葛⇒源氏池-大蔵幕府跡前-頼朝公の墓所参道-二階堂-覚園寺
C散歩 鎌倉駅⇒段葛⇒琴弾橋⇒妙本寺
琴弾橋から妙本寺へ |
![]() ![]() ![]() |
D散歩 光明寺・甘縄神明宮・永福寺跡
鎌倉幕府の話 第5回 その2
平高望がで発芽させようとしたモノ
1180年12月12日、新造の幕府館に入る頼朝に従った武者19人の中に平氏が10人いた。「おやっ、平家武者が多い?!」と思った。先頭を行く和田義盛、末尾を警戒する畠山重忠は坂東平氏を代表する剛の者だ。
頼朝は源氏の棟梁である。源氏は源氏、平氏は平氏の武者たちを連れているのではないのかと不思議に思った。この時平高望のことを知りたいと思った。平高望は坂東平氏のはじめの人である。
今回は高望は何を植えつけ発芽させようとしたのかという話です。
平安京に都を移して100年経ったAC900年のころ、日本の人口は640万人ほどだった。そしてAC1000年のころは600万人。100年の間に人口は減っている。※出典:"HYDE: 3.3", Utrecht University , 2023
900年は皇籍離脱した高望が都を出て坂東・上総に着いたころ、1000年は平安朝廷を担う藤原道長が全盛期を迎える頃である。
農業の生産性が伸びなかったということであろうか。収穫糧が少なく充分に食えない国に子供は生まれない。
900年ころ、畿内(山城・大和・河内・和泉・摂津)では有力な寺社、貴族に新興の富裕土豪が加わり、荘園の買取り、寄進、譲与などがすすんだ。そのことで既墾地系荘園が大勢となり朝廷(政権)の財政基盤が失われようとしていた。「班田収授制度」と「公地公民制」は崩れ去り政権の権威そのものが失われつつあった。つまり朝廷に税をあげる荘園が減り富豪が私有する荘園が増えているということで、巨大なハンマーで叩き潰さなければならない存在がいる、それを滅ぼさないと事態の展開が出来ない、社会が動かないというところまで来ていた。
武力で何かをするということがなかった日本では世の中を統べる時の考え方、人が食っていくための新しい生産活動が必要であった。それは目に見えて大衆が「なるほどと解らせる」ことが望ましい。
時代は250年ほど下るが、1159年の平治の乱で決定的に天下の存在となった平清盛のやったことはそれに近い。開墾の対象は宋貿易であったがFRONTIERを見ていたと思える。朝廷(この時後白河天皇のち法皇)の権力を握り潰し、日本に新しい稼ぎ口=宋との貿易=を作ろうとした。
しかし100%ではなかった、大衆がそれを理解するレベルでもなかった、清盛だけが理解し例えば彼の子供たち及び一族は単なる権力奪取、金儲けと考えていた節がある。
皇室の中にいた高望王は時に畿内のどこそこに出かけいろいろなことを見聞きしていた。そして朝廷そのものが弱体化する様も見ていた。
高望王は皇籍離脱をし「平高望」になった。何を目指したのか。
「開墾FRONTIER=新しい土地を開墾し米を増産する」ことを彼は望んだのではないか。
そして、朝廷・貴族による「富」の独占と「血の独り占め」を大きく解き放つこと、「その中」から外に出ること、そして、失われてしまったFrontierSpiritの「種」を大地に撒き芽を育てて富と社会的ポジションを皆に開放することを考えていたはずである。
以下次回!


葛原岡神社、御霊神社、銭洗弁財天、鶴岡八幡宮、安国論寺、円覚寺、建長寺、光則寺、高徳院、光明寺、極楽寺、浄智寺、浄妙寺、杉本寺、瑞泉寺、長勝寺、長谷寺、宝戒寺、報国寺、本覚寺、妙法寺、妙本寺、源氏山公園、段葛、頼朝の墓など

鶴岡八幡宮、円覚寺、東慶寺、浄智寺

安国論寺、鶴岡八幡宮、瑞泉寺、光則寺、長谷寺

浄光明寺、海蔵寺 、瑞泉寺、鶴岡八幡宮、安国論寺、建長寺、英勝寺、浄智寺、
妙本寺、明月院、高徳院(鎌倉大仏)、安養院



晴れ晴れとした段葛
若い桜木にはこんなに勢いがあるのかと関心するほど花も散る花びらも見ごたえがある。必見!
由比ヶ浜・材木座海岸の満ち潮引き潮


開催イベントの中止や延期がある可能性がございます。おでかけの際は事前にご確認ください。
■神苑ぼたん庭園
開催場所:鶴岡八幡宮
開催日:2023年3月20日~4月中旬予定
9:00~16:30
(入園は16:00まで)
■極楽寺仏生会
開催場所:極楽寺
開催日:2025年4月7日・8日
■灌仏会[釈尊降誕会]
開催場所:光明寺
開催日:2025年4月8日
写経:10:00~
法話:13:00~
法要:14:00~
■頼朝公墓前祭
開催場所:頼朝公墓前
開催日:2025年4月13日10:30~
■鎌倉まつり
開催日:2025年4月13日~20日
・行列巡行
4月13日 10:00~予定
開催場所:下馬~鶴岡八幡宮
・静の舞
4月13日 15:30~
開催場所:鶴岡八幡宮 舞殿
※15:00~ 解説
・野点席
【表千家流神谷会】
4月19日 10:00~15:00
開催場所:鶴岡八幡宮境内
【裏千家淡交会 鎌倉支部】
4月20日 10:00~15:00
開催場所:鎌倉大仏殿高徳院境内
■かまくら「長谷の市」
開催場所:長谷寺周辺
開催日:2025年4月20日8:00~16:00
※雨天中止(スタンプラリーのみ実施)
<映画上映2025年4月〜>
■マイ・フェア・レディ
4月17日〜20日
監督:ジョージ・キューカー
出演:オードリー・ヘプバーン、レックス・ハリソン、スタンリー・ホロウェイ、ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、グラディス・クーパー
■イル・ポスティーノ
4月22日、25日、30日、5月3日
監督:マイケル・ラドフォード
出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワレ、マリア・グラツィア・クチノッタ
■本日公休
4月22日、26日、30日、5月4日
監督・脚本:フー・ティエンユー
出演:ルー・シャオフェン、フー・モンボー、ファン・ジーヨウ、アニー・チェン、チェン・ボーリン
■2度目のはなればなれ
4月23日、29日、5月2日、5日
監督:パーカー・オリバー
出演:マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソン、ジョン・スタンディング、ダニエル・ヴィタリス
■至福のレストラン三つ星トロワグロ
4月23日、27日、5月2日、6日
監督・製作・編集:フレデリック・ワイズマン
出演:トロワグロ・ファミリー(ミシェル、セザール、レオ、マリー=ピエール)、トロワグロで働くスタッフたち
■お坊さまと鉄砲
4月24日、26日、5月1日、5日
監督・脚本:パオ・チョニン・ドルジ
出演:タンディン・ワンチュック、ケルサン・チョジェ、タンディン・ソナム
■バグダッド・カフェ
4月24日、27日、5月3日、6日
監督・脚本:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ジャック・パランス、CCH・パウンダー
■ぼくが生きてる、ふたつの世界
4月25日、29日、5月1日、4日
監督:呉美保
出演:吉沢亮、忍足亜希子、今井彰人、ユースケ・サンタマリア、でんでん
■寺宝展/山門楼上特別公開
開催場所:光明寺
開催日:2025年3月29日~5月6日
10:00~15:30 ※受付は寺務所へ
■大佛次郎茶亭 公開
開催場所:旧大佛次郎茶亭(雪ノ下1丁目)
開催日:2025年4月2日10:00~15:00
■旧川喜多邸別邸 (旧和辻邸)
開催場所:旧川喜多邸
(鎌倉市雪ノ下2丁目)
・施設一般公開
開催日:2025年4月12日~13日
拝観時間:10:00~16:00
■まんだら堂やぐら群 限定公開
開催場所:逗子市小坪7丁目 国史跡「名越切通」内
開催日:2025年4月19日~6月1日の土日月祝
10:00~15:00
■長寿寺特別拝観
開催場所:長寿寺
開催日:2025年4月4日~6月末
4月・5月 金土日及び祝日
6月 水木金土日
10:00~15:00 ※雨天中止
■旧華頂宮邸 一般公開
施設公開(建物内部公開)
開催場所:旧華頂宮邸
開催日:2024年4月6日・7日
【鎌倉文学館】
鎌倉文学館は2023年3月27日から2027年3月31日(予定)で庭園も含め、大規模改修のため全館休館
【鎌倉市鏑木清方記念美術館】
■企画展
「着物の美 ~清方美人の着こなし~」
会期:2025年3月1日~4月13日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日
入館料:一般 300円/小・中学生 150円
■特別展
「もの想う美人―明橋コレクションでたどる女性美―」
会期:2025年4月17日~5月21日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日(5月5日は開館)
入館料:一般 450円/小・中学生 220円
【神奈川県立近代美術館 鎌倉別館】
■ 岩竹理恵+片岡純也×コレクション
重力と素材のための図鑑
会期:2025年2月1日~4月13日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(2月24日を除く)
入館料:一般 700円/20歳未満・学生 550円/65歳以上350円/高校生100円
【神奈川県立近代美術館 葉山館】
神奈川県立近代美術館 葉山は2024年9月29日から2025年3月31日(予定)まで、改修工事のため展示室での展覧会を休止
■日本画コレクション再発見と
片岡球子「蔦屋重三郎の浮世絵師たち」
会期:2025年4月12日~6月29日
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
(展示室1、2、3a)
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(5月5日を除く)
入館料:一般 1200円/20歳未満・学生 1050円/65歳以上 600円/高校生 100円