栃木県 那須
初日の光は林の中から差してくる
山の上に出る、海から登る、大都会では家屋の上から太陽が出る日本の初日。しかし、那須の初日は林の中から初めの光がやって来る。2024年は午前7時ころだった。
1時間ほどすると木々の先端まで太陽は上り、穏やかな光になった。
雪景色の上の黒い空にオリオン座
2、3時間降った雪が止み雪景色の上の黒い空に星が出た。赤く輝く1等星ペテルギウスをはじめオリオン座の馴染みの星たちは静かに強く輝いていた。那須の星はギラギラと輝く。
ペテルギウスは星としての命が終りを迎えており、間もなく大爆発を起し無くなってしまう、あるいはすでに大爆発し存在していない星といわれている。
「その時」はいつなのか、いつだったのかとマニアならずとも話題にすることが多い。
ペテルギウスは約640光年の彼方に存在するという。時間差を考えると、2024年の今、ペテルギウスが大爆発をし無くなった場合でもその直前に赤く輝いた彼の姿はこの後640年、地球の人は見つづけることになる。頭の中に湯気が立つような話をしながら星を見る。
撮影日時:2024年1月7日 23:17
緑の王国の春初め
那須連山
以下、野の花とトンボ、蛙など愛らしい生きものをレポートした2023年「夏に咲く野花レポート」は今夏に掲載したものですが、鮮度を充分に保っておりさらに掲載いたします。お楽しみください。
2023年 那須野-夏に咲く野花レポート(1)
2023年 那須野の夏の閑話(ヒマバナシ)
2023年 那須野-夏に咲く野花レポート(2)
「茶臼岳の2022年」
富士山を多くの日本人が「きれいダナ」と思っているように「那須・茶臼岳」を見る人も「きれいダナ」と思っている。TV番組に富士山が映し出されれると「ふじさん!」と口に出すように、「那須・茶臼岳」がTVに映ると「あっあっ」と声に出る。
ただ富士山はall japan、那須・茶臼岳はlocal。見た人のうちの20%くらいはあっあっではなく「茶臼岳だ」っと言わせたい。
那須連山の主峰・茶臼岳は煙を吹いている活火山で人によって那須岳とも呼ぶ。標高は1915m。見上げると右手前に小さな火口がありアクセントになっている。北側の尖った山容を見せるのは朝日岳。標高1896m。
2021年の秋から撮ってきた茶臼岳の画像が3000枚をはるかに超えた。これから腰をいれて那須野を紹介しようといういま茶臼岳の1年をまとめた。
2021年10月21日初雪 |
2021年12月14日 |
2022年1月1日 |
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2022年2月16日 |
2022年4月8日 |
2022年5月2日 |
2022年6月26日 |
2022年7月31日 |
2022年8月11日
積乱雲 |
2022年9月11日 稲穂が垂れ天高く秋風が吹く |
2022年10月1日 |
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2022年10月2日 |
2022年11月14日 |