栃木県 那須
緑の王国・那須MAPが新しくなりました
山形に向う新幹線
那須野の秋たち
稲を刈り入れた後の那須は水で顔を洗ったようにさっぱりした表情をしていた。
田んぼ、林、高原、那須連山とも垢ぬけていた。それは山や林が紅葉し始めた今、いっそう際立っている。
那須野の秋たち
東の地平に八溝山 |
西の空・茶臼岳 |
夕映える南の空 |
霞む那須野・北 |
秋の夕暮れ・すすき |
小鳥のご馳走になる柿 |
一瞬の虹 |
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那須野の小さな話
畑を回すおババ 米を作っていた農家が手が足りなくなり野菜を作るようになってきた。田んぼを畑にして自分たちで食べる分だけ作る。お米は1年の家計に足る量を残した田んぼに働かせる。 1年を通して畑を稼働させているのはおババだ。畑を休ませることなく野菜を作る。10月~12月は玉ねぎ、オクラ、ねぎ、ブロッコリー、大根、白菜、聖護院大根などを育てている。 種を蒔いて採り入れまでの時間が作物によって異なる。が、そのことを頭に入れ同じ畝に時間差で種を蒔いていく。例えば玉ねぎは種蒔きから収穫まで8ケ月、畝を専用する。それが2カ月の白菜が隣の畝にいて先日収穫した。その畝は少し休ませてキャベツの苗を植える。 オクラの収穫のあと休ませていた畝にはねぎの苗を植えた。畝はおよそ10本ほどあるが自動車の組み立てラインで働く職工のような手際でおババは野菜を作る。 しかも、主力の作物を育てる間に落花生や黄菊などイレギュラーなものも作っている。 天日干しをする落花生をカラスがつつきにくる、追っ払って畑にでるとカラスがまたくる、カラスは私を見ているんだ!頭がいいね!というおババはかすかに笑っていた。 |
浮浪雲 |