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栃木県 那須

 
 
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20240106 那須の空
20240106 那須の空



20240101那須の初日

初日の光は林の中から差してくる
山の上に出る、海から登る、大都会では家屋の上から太陽が出る日本の初日。しかし、那須の初日は林の中から初めの光がやって来る。2024年は午前7時ころだった。
1時間ほどすると木々の先端まで太陽は上り、穏やかな光になった。

雪景色の上の黒い空にオリオン座

20240108雪景色の上のオリオン座
20240108雪景色の上のオリオン座
2、3時間降った雪が止み雪景色の上の黒い空に星が出た。赤く輝く1等星ペテルギウスをはじめオリオン座の馴染みの星たちは静かに強く輝いていた。那須の星はギラギラと輝く。
ペテルギウスは星としての命が終りを迎えており、間もなく大爆発を起し無くなってしまう、あるいはすでに大爆発し存在していない星といわれている。
「その時」はいつなのか、いつだったのかとマニアならずとも話題にすることが多い。
ペテルギウスは約640光年の彼方に存在するという。時間差を考えると、2024年の今、ペテルギウスが大爆発をし無くなった場合でもその直前に赤く輝いた彼の姿はこの後640年、地球の人は見つづけることになる。頭の中に湯気が立つような話をしながら星を見る。
撮影日時:2024年1月7日 23:17


緑の王国の春初め
20240107耕された田んぼ
20240107耕された田んぼ
20240108 雪の朝の田んぼ
20240108 雪の朝の田んぼ

20231206冬晴れの雑木林
20231206冬晴れの雑木林
20231206林の中の家屋
20231206林の中の家屋

那須連山

20240109那須連山
20240109那須連山
20240106那須・茶臼岳
20240106那須・茶臼岳

以下、野の花とトンボ、蛙など愛らしい生きものをレポートした2023年「夏に咲く野花レポート」は今夏に掲載したものですが、鮮度を充分に保っておりさらに掲載いたします。お楽しみください。

2023年 那須野-夏に咲く野花レポート(1)

20230616那須野-キリンソウ
20230616那須野-キリンソウ
20230621那須野-クサキョウチクトウ
20230621那須野-クサキョウチクトウ
20230621那須野-シモツケ
20230621那須野-シモツケ
20230704那須野-ノカンゾウ
20230704那須野-ノカンゾウ

20230704那須野-ヒメヒオウギズイセン
20230704那須野-ヒメヒオウギズイセン
20230704那須野-アジサイ
20230704那須野-アジサイ
20230711那須野-ヤグルマハッカ
20230711那須野-ヤグルマハッカ
20230711那須野-桔梗
20230711那須野-桔梗

20230712那須野-クチナシ
20230712那須野-クチナシ
20230713那須野-ブッドレア
20230713那須野-ブッドレア
20230713那須野-ホソバウラン
20230713那須野-ホソバウラン
20230718那須野-ヤマユリ
20230718那須野-ヤマユリ

20230720那須野-あさがお
20230720那須野-あさがお
20230721那須野-風船カズラ
20230721那須野-風船カズラ


2023年 那須野の夏の閑話(ヒマバナシ)

トンボが飛び新幹線は走る夏!暑さの中、カエルは葉影に鮎は川に遊ぶ
  
20230726那須野-梅雨-アマガエル
20230726那須野-梅雨-アマガエル
20230721那須野-15cm超の鬼ヤンマ
20230721那須野-15cm超の鬼ヤンマ

20230825那須野-暑い男
20230825那須野-暑い男
20230823那須野-トンボ
20230823那須野-トンボ
20230817那須余笹川-鮎釣り
20230817那須余笹川-鮎釣り

        

2023年 那須野-夏に咲く野花レポート(2)

那須で元々に咲く花に外から来た種が色を添え始めている
20230807那須野-ひまわり
20230807那須野-ひまわり
20230812那須野-キツネノマゴ
20230812那須野-キツネノマゴ
20230814那須野-エーデルワイス
20230814那須野-エーデルワイス
20230814那須野-オモダカ
20230814那須野-オモダカ

20230814那須野-ナツズイセン
20230814那須野-ナツズイセン
20230814那須野-紫式部
20230814那須野-紫式部
20230814那須野-芙蓉
20230814那須野-芙蓉
20230817那須野-萩
20230817那須野-萩

20230828那須野-ヒャクニチソウ
20230828那須野-ヒャクニチソウ
20230825那須野-カッコウアザミ
20230825那須野-カッコウアザミ
20230825那須野-ハタケニラ
20230825那須野-ハタケニラ
20230823那須野-秋桜
20230823那須野-秋桜


 

「茶臼岳の2022年」

富士山を多くの日本人が「きれいダナ」と思っているように「那須・茶臼岳」を見る人も「きれいダナ」と思っている。TV番組に富士山が映し出されれると「ふじさん!」と口に出すように、「那須・茶臼岳」がTVに映ると「あっあっ」と声に出る。
ただ富士山はall japan、那須・茶臼岳はlocal。見た人のうちの20%くらいはあっあっではなく「茶臼岳だ」っと言わせたい。
那須連山の主峰・茶臼岳は煙を吹いている活火山で人によって那須岳とも呼ぶ。標高は1915m。見上げると右手前に小さな火口がありアクセントになっている。北側の尖った山容を見せるのは朝日岳。標高1896m。
2021年の秋から撮ってきた茶臼岳の画像が3000枚をはるかに超えた。これから腰をいれて那須野を紹介しようといういま茶臼岳の1年をまとめた。  

           
20211021初雪が降った茶臼岳
20211021初雪が降った茶臼岳

2021年10月21日初雪
那須連山に雪雲がかぶさった日がつづきそろそろかなと思っていたら、風で雲が押し上げられその間から初雪の茶臼岳が顔を出した。


20211214茶臼岳
20211214茶臼岳

2021年12月14日
雪化粧をした茶臼岳

那須野には溜池が多い。水を汲み上げるため(と思われる)のモーターがそれぞれに付けられていて田植えのころ池は満杯になる。この画像は冬枯れの那須野が原と溜池越しに見た那須連山である。
2022年になって本格的に雪が降りはじめ標高1500mから上は雪におおわれた。富士山もそうだが雪は山肌のくぼみや小さな火口を浮かび上がらせ楽しませてくれる。

20220218那須
20220218那須

2022年1月1日
那須の正月は雪

正月元旦は雪。4、5cmほど積もったろうか。
昼前から太陽が出てひかる白銀がまぶしい。
山は雪雲に覆われたままで茶臼岳は顔を出さない。


2022年2月茶臼岳
2022年2月茶臼岳
20220502那須連山
20220502那須連山

20220216那須連山
20220216那須連山

2022年2月16日
那須連山の晴れ姿

スカッと晴れた空に浮かぶ那須の山々。スキー場も見える、
3か月ほど休ませた田んぼは1回目の田おこしが終りシンとしている。


20220408茶臼岳
20220408茶臼岳

2022年4月8日
桜影にみる茶臼

那珂川沿いに鳥野目河川公園、河畔公園が1kmほどつづき河岸段丘をあがると黒磯公園がある。広くて見通しがよく桜が咲くころその影から遠く茶臼岳・那須連山が望める。

20220502那須連山
20220502那須連山

2022年5月2日
若芽が吹き出し残雪が溶けて
涼しげな那須連山

木々が芽吹き小さな芽が開いていく季節だ。那須連山も主役でなくなる。


20220626夏の雲が涌く
20220626夏の雲が涌く

2022年6月26日
夏雲がわく 

地域の若者が稲の大分育った田んぼの中でマルシェを開くという。見学に出かけた。田植えを終えてから1ヵ月半。根を張って風にゆれる稲はたくましくエロチックだった。

20220731茶臼岳
20220731茶臼岳

2022年7月31日
稲の勢いにつられて顔をだす茶臼岳

稲に花芽ができていて葉の先が膨らんでいる。10日ほどすれば花が咲く。大雨が降らないように、大風が吹かないようにと祈る。


20220811雷雲の中
20220811雷雲の中

2022年8月11日 積乱雲
最近の天気予報は「1時間に50mlの雨が降る可能性があり落雷も予想されます。厳重な注意をしてください」というアナウンスが多い。モクモクと盛り上がる積乱雲が絵本に描かれ大きな蕗の葉を傘代わりにして雨宿りという風情はなくなった。
晴れた日は熱中症に注意!といわれホッとする間もない。危険な社会に住んでいるんだと思う。子供たちの頭の中はどういう風になっているのかと心配になる。

2022年9月11日 稲穂が垂れ天高く秋風が吹く 

20220911那須
20220911那須
最近分かったことがある。「天高く馬肥ゆる秋」という時の「高い天」は天がずーっと高くなったのではない。上空が霞にもやっている春、湿って重い空気が空を覆い天を見えにくくしている夏。そんな季節に抜けるような高い天が見えることはないのだ。秋の鰯雲は実際にずっともっと高い※ところにあり、脳が夏雲と時間差で比較、「秋の天は高い」と判断し天高くとつぶやくのではないか。
※チェック。積乱雲の高さは10kmを超え時には成層圏まで達する。鰯雲は5km~15km、鱗雲は5km~13kmの高さだという。が、積乱雲はだいたい大地に足をつけて盛り上がっていくため「高さ感」は鰯雲の方が上なのではないか。すくなくとも那須の空はそうだ。信州北部木島平、北海道北部音威子府のJRホームから見上げた秋の天もそうだった。空気が澄んでいて空の抜け方がよい。この稿では、今後事あるごとに調べることとして現状では「高さ感」は鰯雲の方が上という結論にしておきたい。


20221001余笹川に架かる橋の上から那須連山
20221001
余笹川に架かる橋の上から那須連山

2022年10月1日
余笹川の上の那須連山

2022年の8月のお天気。ほとんど毎日が雨模様で洗濯物がカラッと乾いた日は5日くらいだった。(4号線と東北自動車道に挟まれたエリアあたりでは)7月下旬にいきなりひぐらしが鳴きアブラゼミはとうとう鳴かなかった。
9月の下旬から10月11月と晴れる日が多くなった。紅葉が目立ってきれいになった。今年の那須野の紅葉は当りだ。
余笹川は増水することもなく穏やかだった。秋の流れの中で20cmほどの魚がキラッと光っていた。
那須連山はゆったりと横たわっている。




20221002流れてくる鱗雲
20221002流れてくる鱗雲

2022年10月2日
秋の風が吹く空に鱗雲

天の高いところを鱗雲が団体でまとまって渡っていく。鱗は1つ1つでは行かない。いずれも高積雲に属す雲で高いところをいくのだという。
鰯の群れに鯖を投げ入れると鰯がびっくりして空間ができるというが、それを連想するような変った形があった。なんだろう。※今後の研究課題とさせてください。


20221114 荒野越しの那須連山
20221114 荒野越しの那須連山

2022年11月14日
色づく那須の荒野

これから葉が落ちると那須の荒野はまさに荒野になる。誰かを待っているように木株や溶岩がごろごろしている。この荒野はいつごろできたのか。開墾に従事した人たちに聞いてみたい。
いまも多くの木が切り倒され不定形な荒野ができている。が、いずれにしても荒野は紅葉していた。来春また花が咲く。


川の流れる野面をあるく芭蕉と曽良(2)
芭蕉 茶臼岳など5つの峰が立つ那須連山を流れ落ちてくる大量の水を受けるのは黒川、余笹川、那珂川などだった。が、積もった火山灰を深く削って流れる幅1~3mほどの小川が相当な数あり落ちてくる大量の水の一部を引き受けていたようだ。これらの小川は田んぼの水源として使われた。いまも使っている。桜が散るころ荒起こしされさらに細かく耕された田にその水は入る。水が池に見えるほど溜まるとしばらく土になじませその後田植えになる。
元禄2年4月2日に日光を立ち、3日から芭蕉は門下の翠桃方に泊った。翠桃亭では七吟歌仙興行を度々開き、黒羽城下や雲厳寺などを見物している。
五日 「木啄も庵は破らず夏木立」
七日 「田や麦や中にも夏はほととぎす」
九日 「夏山に足駄を拝む首途哉」※1 
翠桃亭で長く過ごした芭蕉は曽良とともに4月16日昼、翠桃と黒羽藩家老淨法寺図書らにみ送られ那須高久に向ってあるき始めた。小川に架けられた細い丸太や板橋を渡り雨でぬかるんだ道を二人はあるいた。田植えの終った田んぼが左右に広がっていた。二人はほくほくした気持であるいていたのかもしれない。
※1足駄:あしだ。道の悪い時にはく高下駄のこと

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