静岡 伊豆修善寺
修善寺は9世紀の初め、弘法大師空海が創立したという真言宗のお寺。門前を流れる桂川に独鈷の湯・空海伝説がある。
鎌倉幕府ができ、2代目頼家が将軍職を継いだ頃、引っ張り出されるように修善寺は時代に登場、悲劇の舞台となる。幕府成立の功労者源範頼と2代目頼家がこの寺で殺されるのである。1193年と1204年のことであった。時代が下り、15世紀終りになって北条早雲が衰退していた修善寺を再興する。が、このお寺はどこか暗いイメージがある。
写真提供:静岡県観光協会
脂がのった金目鯛を甘辛く煮付けた料理で、シンプルながら味わい深い一品。身と皮の間に詰まった旨味から、口の中でほろりとくずれるふっくらとした白身まで、存分に金目鯛の味を堪能できる。