長崎 長崎
坂本龍馬がその志の結論として貿易商社・亀山社中をつくった町。鎖国する日本にあって唯一開港していた長崎は「世界をのぞく針の穴」という趣旨のことを司馬遼太郎が言っている。
世界を覗こうとする日本の若者が長崎を目指し、また、同じ穴から日本をのぞこうとする外国人がやってきた町。外国領事館が立ち彼らの住まいが並ぶ異国情緒の漂う町。原爆が落とされ、傷ついた人々を慰めようとして「精霊流し」を歌ったさだまさしさんの町。長崎に住む人が楽しそうに商いをしている界隈を歩きたいと思う。
(写真は大浦天主堂)
旧グラバー住宅。見晴らしのいい高台にある。