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東京散歩

 
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フィンセント・ファン・ゴッホ 《麦畑》
1888年6月 油彩、カンヴァス 50×61cm P. & N. デ・ブール財団
© P. & N. de Boer Foundation
フィンセント・ファン・ゴッホ 《麦畑》
1888年6月 油彩、カンヴァス 50×61cm
P. & N. デ・ブール財団 © P. & N. de Boer Foundation

ゴッホ展

会場:上野の森美術館
会期:10月11日~2020年1月13日
http://www.ueno-mori.org/

豊かな表現力と鮮やかな色彩で人々を魅了し続けるフィンセント・ファン・ゴッホ。彼が独自の画風を確立するまでには「ハーグ派」と「印象派」の画家たちとの出会いがあった。
彼に影響を与えた画家たちの作品を交えながらゴッホの絵を見ながら、ゴッホが後期印象派を代表する画家になるまでを紹介する。
※無断転載禁止

フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》
1889年6月 油彩、カンヴァス 93.4×74cm メトロポリタン美術館
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art.<br>
Image source: Art Resource, NY
フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》
1889年6月 油彩、カンヴァス 93.4×74cm
メトロポリタン美術館
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art.
Image source: Art Resource, NY

特別展:コートールド美術館展 魅惑の印象派
会場:東京都美術館
会期:9月10日~12月15日
https://courtauld.jp/

実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立されたコートールド美術館(ロンドン)のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介する。コートールド美術館は、美術史や保存修復の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設だが、研究機関として集めた、画家の言葉や同時代の状況、制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程なども紹介している。
ファン・ゴッホのアルルの風景「花咲く桃の木々」、19世紀後半のパリの風俗を映すルノワールの「桟敷席」やマネの「フォリー=ベルジェールのバー」、科学調査が作品の秘密を解き明かしたゴーガンの「ネヴァーモア」やモディリアーニの「裸婦」など選りすぐりの絵画・彫刻約60点を堪能できる。

エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》
エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》
1882年 油彩、カンヴァス 96×130cm
コートールド美術館 © Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

ポール・ゴーガン《ネヴァーモア》
ポール・ゴーガン《ネヴァーモア》
1897年 油彩、カンヴァス 60.5×116cm
コートールド美術館 © Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)
※無断転載禁止

特別展 茶の湯の名碗「高麗茶碗」
会場:三井記念美術館
会期:9月14日~12月1日
http://www.mitsui-museum.jp/

高麗茶碗は元々が朝鮮半島の日常的な器として焼かれた碗で、日本で侘茶に適った茶碗として見出され賞翫された。焼かれた時期や地域によって異なるが、一碗ごとの違いが茶碗の個性としてなり、信長、秀吉の生きた安土桃山時代を通じて珍重された。
江戸時代に焼かれた日本向けの高麗茶碗も含め、その全体像とその魅力を紹介する。

彫三島茶碗 16〜17世紀 三井記念美術館蔵
彫三島茶碗 16〜17世紀 三井記念美術館蔵

御所丸茶碗 16〜17世紀 三井記念美術館蔵
御所丸茶碗 16〜17世紀 三井記念美術館蔵
※無断転載禁止

カルティエ、時の結晶
会場:国立新美術館 企画展示室2E
会期:10月2日~12月16日
https://Cartier2019.exhn.jp

1989年以降、日本および世界の美術館などで展示された「カルティエ コレクション」。そこで紹介した歴史的な作品に比べ、本展は1970年代以降の現代作品に焦点を当てた展覧会としている。革新性、現代性、独自性を築いた創作の歴史を超え、「時間」をテーマに、「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章でカルティエのデザインの世界をみせる。
時間を自由に往来し、素材に秘められた可能性を探求することで、色彩や線、フォルムなど伝統を継承しつつも常に宝飾界に新風を吹き込み続けるカルティエの美の秘密を紹介する。

カルティエ、時の結晶
カルティエ、時の結晶

《ネックレス》
カルティエ、2018年 ゴールド、ダイヤモンド、エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier
《ネックレス》 カルティエ、2018年
ゴールド、ダイヤモンド、エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス 個人蔵
Vincent Wulveryck © Cartier
※無断転載禁止


御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」
会場:東京国立博物館【平成館】
会期:10月14日~11月24日(休館日:月曜日)
https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/

正倉院と法隆寺の宝物のうち、国際色豊かな造形作品に焦点を当てた特別展。天皇陛下の御即位を記念した特別展で、皇室が守り伝えた飛鳥・奈良時代の「悠久の美」が一堂に集められている。日本が受け継いできた美しさをご覧いただきたい。

平螺鈿背八角鏡 唐時代・8世紀 正倉院宝物 【後期展示11月6日~24日】
平螺鈿背八角鏡 唐時代・8世紀 正倉院宝物
【後期展示11月6日~24日】

紫檀木画槽琵琶 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物 【後期展示11月6日~24日】
紫檀木画槽琵琶 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物
【後期展示11月6日~24日】

正倉院御物修理図 稲垣蘭圃筆 明治22年(1889) 東京国立博物館 【通期展示】
正倉院御物修理図 稲垣蘭圃筆 明治22年(1889) 東京国立博物館
【通期展示】
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日本・オーストリア友好150周年記念
ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史

会場:国立西洋美術館
会期:10月19日~2020年1月26日
https://habsburg2019.jp

13世紀後半から20世紀初頭まで、オーストリアを拠点に世界に勢力を拡大、広大な帝国を築き上げたハプスブルク家。「日の沈むことのない帝国」として数世紀にわたって広大な領土と多様な民族を支配し続けた同家の世界屈指のコレクションを紹介する。コレクションを蔵するウィーン美術史美術館の協力のもと、ハプスブルク家が秘蔵した絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など100点を、5章7セクションに渡って展示した。個性豊かなハプスブルク家の人々とその宮廷生活を紹介しつつ、コレクションに向けられた彼らのまなざしをも浮き彫りにしている。オーストリアと日本の国交樹立150年を記念した展覧会。

マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン
 《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》
1778年
油彩/カンヴァス<br>
ウィーン美術史美術館
Kunsthistorisches Museum Wien
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン
《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》
1778年 油彩/カンヴァス
ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum Wien
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作
《ローマ王としてのマクシミリアン1世》 1507/08年頃
油彩/板
ウィーン美術史美術館
Kunsthistorisches Museum Wien
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作
《ローマ王としてのマクシミリアン1世》
1507/08年頃 油彩/板
ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum Wien
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鏑木清方
幻の《築地明石町》特別公開

会場:東京国立近代美術館
会期:11月1日~12月15日
https://www.momat.go.jp/

日本人が優しく懐しいと感じる情景を描き続けた日本画家・鏑木清方(1878-1972)の特別展示が東京国立近代美術館で行われている。清方の代表作とされながら長く所在不明だった「築地明石町」と「新富町」「浜町河岸」3点のお披露目とすでに所蔵する清方作品を合せた特別展示で、小規模ながら、重要文化財「三遊亭円朝像」や12幅対の「明治風俗十二ヶ月」などの清方の名作が並び、見逃せない。




鏑木清方 《築地明石町》 1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
鏑木清方 《築地明石町》 1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio


鏑木清方 《浜町河岸》  1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
鏑木清方 《浜町河岸》  1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
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ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち―悳俊彦(いさお としひこ)コレクション
会場:太田記念美術館
会期:11月2日~12月22日
【前期 11月2日〜24日·後期 11月29日〜12月22日】 http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

江戸時代後半に圧倒的な光彩を放った「浮世絵」は明治時代(19世紀後半から20世紀の初頭まで)にも制作され続けてきた。それらのことどもを評価し紹介していこうとする展覧会。洋画家であり浮世絵コレクターとして知られる悳俊彦(いさお・としひこ)氏のコレクションの中から、歴史に埋もれた明治の浮世絵、約220点を掘り起こしている。

右田年英「新橋元禄舞」(後期)
右田年英「新橋元禄舞」(後期)
中澤年章「見立雪月花之内 五條橋之月」(前期)
中澤年章「見立雪月花之内 五條橋之月」(前期)

山本昇雲「狐の嫁入り」(後期)
山本昇雲「狐の嫁入り」(後期)
※前後期で全点展示替え
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【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】東山魁夷の青・奥田元宋の赤―色で読み解く日本画―
会場:山種美術館
会期:11月2日~12月22日
http://www.yamatane-museum.jp/

東山魁夷(ひがしやまかいい)の青、奥田元宋(おくだげんそう)の赤など、特定の色が画家の名と結び付けられることが多い。画家がその色を多用するからで、それを観る大衆もその色に、作品のイメージや画家本人の世界観を感じている。
山種美術館では、近代・現代の日本画の中で印象的に色が表された作品を取り上げ、画家と色の密接な関わりをひもとく展覧会を開催した。
明治時代になり、様々に西洋の影響を受けた日本では絵画の色も例外ではなかった。群青は藍銅鉱(らんどうこう)、白は胡粉など日本では天然素材が主に用いられていたが、表現できる色数も限られていた。それが、近代以降、多彩な合成顔料や人造の岩絵具が開発されたことで色使いが多様になり、色の可能性が追求され、バリエーション豊かな作品を生み出されてきた。
そんなことを背景にして、「年暮る」で雪降る京都を青色で表した魁夷、「奥入瀬(秋)」で紅葉した奥入瀬渓流を赤色で描いた元宋と竹内栖鳳(たけうちせいほう)、奥村土牛(おくむらとぎゅう)など色を効果的に取り入れた日本画家の作品を約50点展示。画家が自らの芸術を創造するため、どのような色を制作に活かしたのか、彼らの言葉や色を通じて見えてくる画家たちの軌跡を紹介する。

東山魁夷 《年暮る》 1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷 《年暮る》 1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館

奥田元宋 《奥入瀬(秋)》 1983(昭和58)年 紙本・彩色 山種美術館
奥田元宋 《奥入瀬(秋)》 1983(昭和58)年 紙本・彩色 山種美術館
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北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展
会場:すみだ北斎美術館
会期:11月19日~2020年1月19日
https://hokusai-museum.jp/

葛飾北斎没後170年を記念し、長野県小布施の北斎の専門美術館、北斎館の名品がすみだ北斎美術館で公開される。
小布施は北斎が晩年になって訪れた地で北斎館は昭和51年にできた。
本展は「北斎 視覚のマジック」と題し、不自然な構図や形があるもののそれを感じさせない北斎の力量に迫り、北斎館が所蔵する、初期から晩年までの肉筆画と代表作「冨嶽三十六景」など前後期あわせて約130点の作品を見せる。ふだんは小布施・北斎館でしかみられない北斎画を、すみだ北斎美術館で堪能できる。

東町祭屋台天井絵 鳳凰 小布施町東町自治会所蔵、北斎館寄託 (通期)
東町祭屋台天井絵 鳳凰 小布施町東町自治会所蔵、北斎館寄託 (通期)

上町祭屋台天井絵 男浪 小布施町上町自治会所蔵、北斎館寄託 (通期)
上町祭屋台天井絵 男浪 小布施町上町自治会所蔵、北斎館寄託 (通期)
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特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」
会場:東京都江戸東京博物館
会期:11月19日~2020年1月19日
https://dai-ukiyoe.jp/

江戸時代後半の5人の人気浮世絵師とその得意ジャンルにピンを当て、「誰もが知っており、そして誰もが見たい」とする浮世絵展。喜多川歌麿の美人画、東洲斎写楽の役者絵、葛飾北斎、歌川広重の風景画、歌川国芳の武者絵と機知に富んだ戯画を見せてくれる。
2014年1月に開催した「大浮世絵展」の第2弾と位置付け、5人の人気浮世絵師の優品を国内外から集めその代表作を展示している。

歌川広重 「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」
江戸時代/天保5-7年(1834-36)、横大判錦絵
ミネアポリス美術館蔵 Photo:Minneapolis Institute of Art
展示期間:2019年11月19日~12月15日(東京会場)
歌川広重 「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」
江戸時代/天保5-7年(1834-36)、横大判錦絵
ミネアポリス美術館蔵 Photo:Minneapolis Institute of Art
展示期間:2019年11月19日~12月15日(東京会場)

喜多川歌麿 「婦女人相十品 ポペンを吹く娘」
江戸時代/寛政4-5年(1792-3)頃、大判錦絵
メトロポリタン美術館蔵  
Image Copyright ⒸThe Metropolitan Museum of Art / Image source: Art Resource, NY
展示期間:2019年12月3日~12月22日(東京会場)
喜多川歌麿 「婦女人相十品 ポペンを吹く娘」
江戸時代/寛政4-5年(1792-3)頃、大判錦絵
メトロポリタン美術館蔵 Image Copyright ⒸThe Metropolitan Museum of Art / Image source: Art Resource, NY
展示期間:2019年12月3日~12月22日(東京会場)
※展示替えあり
※無断転載禁止




浅草酉の市
開催日:11月8日・11月20日
開催場所:浅草鷲神社

下町浅草の「おとりさま」と呼ばれる鷲神社の祭礼で、歳末を彩る年中行事。人々は開運、授福、殖産除災、商売繁盛を祈願し、縁起物の熊手を求める。熊手の露店だけで200軒、全部で1000軒ほどの露店が並び、夜遅くまで、非常な賑わいをみせる。





浅草酉の市

大鳥神社大祭
(四谷酉の市)

開催日:11月8日・11月20日
開催場所:四谷須賀神社

四谷須賀神社は神社内の大鳥神社に日本武命を祀っており、11月の酉の日には酉の市が開かれる。大鳥神社の社名「おおとり」は、「大取」に通ずるため、商売繁盛開運招福の神様として、多くの人たちの信仰を集めている。酉の市当日は境内授与所で、縁起ものの「開運熊手守」が授与される。「開運熊手守」を受けた参拝者は、熊手一体につき一回、豪華景品が当たる開運宝くじを引くことができる。

大鳥神社大祭(四谷酉の市)

目黒大鳥神社の酉の市
開催日:11月8日・11月20日
開催場所:目黒大鳥神社

浅草の酉の市と並び、江戸時代に始まった目黒大鳥神社の酉の市。神事では御神前に「八つ頭の芋」と「熊手」を奉る。古来より「頭の芋」とも呼ばれる「八つ頭」は人の頭に立ち出世できるという縁起もの。また「熊手」は家の内に宝をかき込むという縁起ものとして広く信仰を集める。さらに「熊手」は火難除けの神様と伝えられ、現在も江戸消防記念会が酉の市に参拝祈願をしている。


目黒大鳥神社の酉の市

写真提供:江東区広報広聴課

どぶろく祭
開催日:11月28日
開催場所:小網神社

日本橋七福神めぐり、下町八福神めぐりのひとつで、強運厄除けの神社として知られる小網神社の奇祭。神饌田(しんせんでん=祭祀に供せられる稲を作る田)でとれた新米で造った濁酒「どぶろく」を参拝者にふるまい、郷神楽(さとかぐら)舞が奉納される。酒にちなみ、魚貝類の粕漬けの露店が並び賑わう。




どぶろく祭