栃木県 那須
緑の王国・那須MAPが新しくなりました
「那須エリア」の一覧性を高くしました。那須の見どころ=田んぼ、畑、林と走って愉快な道、野趣あふれる温泉、自然系の園地、青空と緑の間に飛ぶ鳥、咲く花などをデータとともに紹介したいと思います。2年の間にゆっくりと完成させたいと考えています。
那須の空
高さが25mほどのブナの樹の上、青い空を雲が流れていく単純な風景
7月、那須はすべて緑の中にある
緑のエネルギーを貯める
雪の中で緑のエネルギーを貯めた木々と草草はエネルギーの出る時を計り節分の頃から順次芽を吹いていく。
初めはオオイヌノフグリの青。つづいて梅が蕾を膨らませ水仙が芽を出す。木についた虫を狙ってきた鶯、シジュウガラらが忙しく飛び回り落葉の下の虫も漁る。小学校で「早春譜」が歌われるころ、黄色系の花のキンセンカ、水仙があちこちで咲く。
幼い苗はすくすく育ちやがて田んぼは緑に光る
3月の下旬ソメイヨシノが花芽を膨らますころ田んぼで蛙が鳴き始める。オスが鳴く。大きな声で鳴くことがオスのエネルギーの量を表すのかそこら中で鳴く。そして交尾、それが終ると声は止む。
山桜が咲き始める4月中頃から田植えだ。トラクターのエンジン音が聞こえてくる。幼い苗はすくすく育ちやがて田んぼは緑に光る。
梅雨になると田んぼに白鷺、鴨らが来て虫やオタマジャクシを食む。
那須は緑の中 初夏、田んぼは深く優しい色になる。黄色のタンポポ、キツネアザミ、ハルジオンらの桃色の花が畦に咲く。 林もエネルギッシュに躍動する。山桜が葉を繁らせ団栗や栃の木、朴ノ木、エゴノキそしてブナ系の木々が芽を吹く。芽吹くのはほんの短い間だが小さな芽が一斉に出てくる様には誰もが息を飲み感動する(だろう)。 限られた日差しを頼りに下草も芽を出し小さな花を咲かせる。 那須は見渡す限りに緑色になる。 |
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機嫌がいい時一日中青の中にいる 地肌をすこしづつ緑に染めてきた那須連山。8合目から上は緑に霞みすっかり夏山の風情になる。 西からの風で雲が湧き山を覆うことが多くて青空に突き出すような勇姿をみせることは少ない。 彼はしかし、機嫌がいい時一日中青の中にいる。 |
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7月の野に咲く花 那須の夏の花は多くはない。ノカンゾウ、タチアオイなどが勢いよく咲いている。 歩きながら眼を凝らしているとクサキョウチクトウの赤い花、カボチャの黄色の花が咲くのを見つけられる。 まったくの野生らしいハナウドがキリリと咲いているのを先日発見した。一株から兄弟姉妹で仲よく空に伸びていた。 |
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