東京 上野
上野の森のむら雀
不忍池・中道
雀たちにパンをあげる老婦人がいた。不忍池の中を通る道でのことだ。10月2日14時43分。
雀が20羽ほど老婦人が差し出すパンに群がっていた。
不忍池の西側は高台になっており東京大学のキャンパスが展開しているが、高台から池に向って雪崩れているあたり、池之端と呼ばれる一帯に近年マンションがたくさん建てらた。このご婦人はそこの住人なのかなと思いながら急いでカメラを向けた。
ホバリングしながらパンをむしり取ろうとする雀、パンを咥えて飛び立つ雀、そんなことに構わず愛を囁いている(?)2羽の雀、みな、無邪気に集ってくる。
かわいいですね!
はい!
秋色になり始めた蓮たち
背が高くなって上から蓮を眺めるのにベンチの上にのった。ごめんなさい。
幹と葉を充分に伸ばし広げた蓮たちはなかなか迫力があった。花が咲いていたころの初々しさはない。世代を次に残そうとする時、あらゆる種が持つだろう「覚悟」のようなものが見えるからだろうか。
10月の西郷とツン
西郷さんはギョロっとした眼で左を見ている。遠くではなく近くでもないところの何か気になるものを見ている。なんだろう。
ツンはやや顎をあげて尻尾は中段、この眼と表情はどういうシチュエーションの時のものなのか(?)
彼らのうしろに繁る銀杏が色づき始めている。
上野の森 博・美ニュース