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神奈川 鎌倉・北鎌倉

 
 
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20240826極楽寺百日紅

20240826瑞泉寺百日紅
20240826瑞泉寺百日紅
鎌倉の夏を彩る百日紅
サルスベリともいう百日紅は南国産で夏の盛りから中秋のころまで花を咲かせる。鎌倉では今年、その紅色の花があちらこちらで目立つ。
極楽寺の境内には年代物の百日紅があり毎年花を咲かせている。
花言葉は「愛嬌」

 

第2回 開墾地主が勃興する坂東に平朝臣がくる
繰り返しになるが、「朝廷が定めかつ行う社会の仕組み」とは朝廷(天皇・皇族)とそれに連なる貴族が行政と裁判そして富を独占する社会システムをいう。この時、既に200年を超えて続くこの国の仕組みであったが、平安時代後期に暮す開拓地主はこの仕組みを破壊し自分たちの収益をもっと大きくしたいとごく当たり前に望み始めた。
一族郎党が辛苦して開墾した土地を、たとえば藤原道長(権門勢家)に寄進する、そのことで自分たちにも制度上の利があるもののかなりの上前を権門勢家に持っていかれるという新たな荘園制度が主流になり、当初の荘園制さえも影が薄くなった時代である。
実体経済を担っていない、土地の境を巡る紛争を収める力もない権門勢家を必要としない財力と組織を持った新興の開拓地主は自衛のための武力をも持ち始めていた。自分たちが作り出した利益は自分たちのモノにしたいと開拓地主即ち新興の武士たちは考えた。
藤原(中臣)鎌足が中大兄皇子のちの天智天皇と結び蘇我入鹿を倒して社会を一新したのが645年、その時定めた社会を動かす仕組みの不合理部分が目立ち始めてきた。
そもそもの話になるが、坂東には8つの国が置かれていた。相模・武蔵・上総・下総・安房・常陸・上野・下野である。それぞれの国には行政、司法、軍事および祭祀を司る国司が赴任していた。国司の下に国郡里制が敷かれ行政組織が成立していた。8世紀初頭に制定された大宝律令による行政組織である。

9世紀後半、京に都を開いた桓武天皇の四世の子孫高望王が勅命によって臣籍降下し上総介(上総国の国司)に任じられ平朝臣と名乗る。実際に上総国に来たのは高望王の息子たちだったようだが、朝廷による社会システムが崩れ始めていた坂東に平氏の種が撒かれた。


面掛行列

写真 鎌倉の誉れであり鎌倉武士のこころの支えだった鎌倉権五郎景政を祀る御霊神社の例大祭が景政の命日、9月18日に行われる。大釜に湯を沸かし災いを除き福の神を招くという湯気を受ける。湯立神楽が奉納される。お神酒やお赤飯がふるまわれる。神輿が神社をでる。そして猿田彦の面を先頭に面掛行列が出発。爺、鬼、鼻長、烏天狗などと身重のおかめ(阿亀)さんが続く。おかめさんの大きなお腹に触ると安産が約束されると聞いて、若い女性が飛び出してくる。そして祭りは最高潮を迎える。
面掛行列:毎年9月18日開催

鶴岡八幡宮秋の例大祭

写真 西行が、東大寺大仏殿復興の勧進のため奥州藤原氏を訪ねる途中、鎌倉に立ち寄った。吾妻鏡1186年8月15日、西行の弓馬の腕を知る頼朝がその技を指南してくれるよう所望。渋々だったが西行はその技を披露したといわれる。西行頼朝のファンはこのことが流鏑馬を復活させたと思いたいらしい。1年後、吾妻鏡1187年8月15日、流鏑馬があり、特に、幕府の囚人になっていた諏方盛澄が神業を連発したことが記されている。これが流鏑馬の始まりだという。
鶴岡八幡宮 例大祭:毎年9月14日〜16日開催


9月の風が吹きとおる鎌倉

鶴岡八幡宮 源氏池・蓮の実

20240826源氏池の蓮の実
20240826源氏池の蓮の実

花が散ると残る花托がそのママ枯れた様。団栗のような実が入っていて塩茹でして食べると美味しい

海蔵寺の紫式部

20240826海蔵寺の紫式部
20240826海蔵寺の紫式部


瑞泉寺の古石像

20240826瑞泉寺の古石像
20240826瑞泉寺の古石像


妙本寺 仁王門にある笹竜胆の紋

20240826妙本寺仁王門 笹竜胆紋
20240826妙本寺仁王門 笹竜胆紋

歌舞伎『勧進帳』で源氏を表現するのに用いられる紋

大覚寺百日紅

20240826大覚寺百日紅
20240826大覚寺百日紅


由比ヶ浜

20240826由比ヶ浜
20240826由比ヶ浜



鎌倉の英雄たち

鎌倉の英雄たち 毛利氏	畠山重忠	北条義時	後白河法皇	源頼家 源実朝 藤原秀衡 源義経 静御前 平敦盛 建礼門院 平将門 島津氏 源頼朝 秩父党 平重盛 平維盛 上総介広常 千葉常胤 平清盛 大江広元 西行 北条早雲 源義朝 三浦義明 梶原景時 比企能員 和田義盛 土肥実平北条時政 北条政子

鎌倉を全部楽しむ

初秋の鎌倉

朝夕が涼しくなる初秋の鎌倉。町をいい香りがただよう。銀木犀、金木犀。そして、彼岸花、萩、紫式部。一歩一歩歩く時、我々を楽しませてくれる。

20240826永福寺跡
20240826永福寺跡
20240826海蔵寺
20240826海蔵寺

鎌倉の百日紅
宝戒寺、浄妙寺、高徳院、長谷寺、極楽寺、本覚寺、本興寺、来迎寺、
補陀洛寺、光明寺、妙隆寺

鎌倉のハギ
宝戒寺、海蔵寺、浄光明寺、鶴岡八幡宮、瑞泉寺、東慶寺、浄智寺、成就院、
極楽寺、高徳院(鎌倉大仏)
宝戒寺の萩は、白い花が咲きます。

鎌倉の彼岸花
東慶寺、浄智寺、海蔵寺、英勝寺、宝戒寺、長谷寺、瑞泉寺、浄光明寺、
妙本寺、極楽寺
英勝寺には白い彼岸花があります。


鎌倉のシュウメイギク
東慶寺、浄智寺、海蔵寺、浄妙寺、瑞泉寺

鶴岡八幡宮12ヶ月

20240826二の鳥居から段葛にいく
20240826二の鳥居から段葛にいく
9月の段葛
桜の木の下を気持よさそうにあるく参拝の人たち。台風の余波で風が吹き通る段葛でした。

由比ヶ浜12ヶ月

由比ヶ浜・材木座海岸の満ち潮引き潮  気象庁の潮位表へ

20240826由比ヶ浜
20240826由比ヶ浜
20240625材木座海岸
20240625材木座海岸

開催イベントの中止や延期がある可能性がございます。おでかけの際は事前にご確認ください。

川喜多映画記念館企画展

【展示】
【企画展】川喜多かしこと
“映画の仲間”
エキプ・ド・シネマの半世紀

会期:2024年7月13日~9月29日
休館:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館)、 7月16日、8月13、9月17日、24日 料金:一般200円/小・中学生100円

<映画上映2024年9月〜>
■伽倻子のために
9月3日~8日
監督:小栗康平
出演:呉昇一、南果歩、浜村純、園佳也子、古尾谷雅人、殿山泰司、蟹江敬三

■眠る男
9月3日~8日
監督:小栗康平
出演:役所広司、アン・ソンギ、クリスティン・ハキム、野村昭子、小日向文世、八木昌子

■大樹のうた
9月16日、20日~22日
監督:サタジット・レイ
出演:ショウミットロ・チャタージ、シャルミラ・タゴール、アロク・チャクラバルティ

■歩いて見た世界
ブルース・チャトウィンの足跡
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ヴェルナー・ヘルツォーク、ブルース・チャトウィン、エリザベス・チャトウィン、ニコラス・シェイクスピア

■奇跡
9月23日、25日~27日
監督:カール・テオドア・ドライヤー
出演:ヘンリック・マルベア、エミール・ハス・クリステンセン、ビアギッテ・フェザースピル

■ピロスマニ
9月28日、29日
監督:ギオルギ・シェンゲラヤ
出演:アフタンディル・ヴァラジ、ダヴィト・アバシゼ、ズラブ・カピアニゼ


特別公開

■鶴岡八幡宮例大祭
開催場所:鶴岡八幡宮
開催日:9月14日~16日
宵宮祭 9月14日 18:00〜
例大祭 9月15日 10:00〜
神幸祭 9月15日 13:00〜
流鏑馬神事 9月16日 13:00〜
鈴虫放生祭 9月16日 17:00〜

■神幸祭、例祭
開催場所:甘縄神明神社
開催日:9月8日、14日
神幸祭 9月8日 12:00〜
例祭 9月14日 10:00〜

■面掛行列
開催場所:御霊神社
開催日:9月18日
例祭 12:00〜
鎌倉神楽 13:00〜
面掛行列 14:30頃~15:30頃
※面掛行列については雨天中止

展覧会

【鎌倉文学館】
鎌倉文学館は2023年3月27日から2027年3月31日(予定)で庭園も含め、大規模改修のため全館休館

【鎌倉市鏑木清方記念美術館】
■企画展
「日本画できるまで
― 鏑木清方の制作風景 ― 」
会期:2024年8月31日~10月22日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日(9月16日、9月23日、10月14日は開館) 9月17日、9月24日、10月15日
入館料:一般 300円/小・中学生 150円/鎌倉に通学する小学生~大学生 無料

【神奈川県立近代美術館 鎌倉別館】
■ゴヤ版画『気まぐれ』『戦争の惨禍』
会期:8月1日~10月20日
※展示替えあり
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日を除く)
入館料:一般 250円/20歳未満・学生 150円/65歳以上・高校生100円

【神奈川県立近代美術館 葉山館】
■石田尚志 絵と窓の間
会期:7月13日~9月28日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く)
入館料:一般 1200円/20歳未満・学生 1050円/65歳以上 600円/高校生 100円