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東京アートニュース

 
東京アートニュース  
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ミロ展
会場:東京都美術館 →上野MAPへ
会期:3月1日(土)~7月6日(日)
休室日:月曜(4月28日、5月5日は開室)、5月7日
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
https://miro2025.exhibit.jp/

スペイン、カタルーニャ州に生まれ、20世紀を代表する巨匠に数えられるジュアン・ミロ(1893~1983)の芸術の真髄を体感できる大回顧展。
ミロの代表作に挙げられる〈星座〉シリーズをはじめ、故郷カタルーニャの地で描いた初期の名作《ヤシの木のある家》、1920年代の傑作《オランダの室内I》、晩年の作品《焼かれたカンヴァス2》など、各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介する。

※無断転載禁止

入場人数の制限や、入場券・日時指定券が必要な場合がありますので、お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。


東京

特別展「江戸☆大奥」
会場:東京国立博物館 平成館 →上野MAPへ
会期:7月19日(土)~9月21日(日)
休館日:月曜(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日
開館時間:9:30~17:00、金・土曜、7月20日、8月10日、9月14日9:30~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://ooku2025.jp/

江戸幕府の隠された歴史ともいえる、大奥の歴史と文化を、その虚実を通して紹介する展覧会。
歴代の御台所や側室、絵島生島事件で有名な月光院付きの御年寄である絵島、十三代将軍徳川家定などに仕えた将軍付き御年寄・瀧山をはじめとする女性たちを、ゆかりの品々とともに紹介し、繊細な刺繡模様の武家きものの数々を展示する。
楊洲周延が描いた、大奥の女性たちの生活や行事を40場面の絢爛豪華な錦絵『千代田の大奥』が一挙公開され、五代将軍徳川綱吉が側室である瑞春院(お伝の方)にあてて、贈り物の上に掛けて送ったと伝えられる刺繡掛袱紗(重要文化財)は、見どころのひとつとなっている。

  • 重要文化財 刺繡掛袱紗 浅葱繻子地杜若と撫子に酒器「長生」字模様
    江戸時代 17~18世紀 奈良・興福院(奈良市)蔵
    前期展示(7月19日~8月17日)
    ※無断転載禁止

スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
会場:国立西洋美術館[東京・上野公園] →上野MAPへ
会期:7月1日(火)~9月28日(日)
休館日:月曜(7月21日、8月11日、8月12日、9月15日、9月22日は開館)、7月22日、9月16日
開館時間:9:30~17:30、金・土曜9:30~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://drawings2025.jp

世界最高峰であるスウェーデン国立美術館の素描コレクションから、ルネサンスからバロックまでの名品を選りすぐって紹介する展覧会。
展示構成は、イタリア・フランス・ドイツ・ネーデルラントの4章に分かれており、デューラーやルーベンス、レンブラントら巨匠が残した名品をはじめ、芸術家の技量と構想力のすべてが注ぎ込まれている素描の魅力を、じっくりと堪能できる。

  • アンニーバレ・カラッチ 《画家ルドヴィーコ・カルディ、通称チゴリの肖像》
    1604 -09年頃 スウェーデン国立美術館蔵
    ©Cecilia Heisser/Nationalmuseum 2015
    ※無断転載禁止

【特別展】生誕150年記念 上村松園と麗しき女性たち
会場:山種美術館
会期:5月17日(土)~7月27日(日)
休館日:月曜(7月21日は開館)、7月22日
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/uemurashoen.html

京都画壇で美人画の名手として高く評価され、近代日本を代表する女性画家・上村松園の生誕150年を記念して開催される特別展。
本展では、画業の初期から晩年までの22点の優品と、言葉や直筆の手紙もあわせて、松園の魅力に迫る。
また、同じく生誕の周年を迎える女性画家・小倉遊亀、片岡球子の名品も展示。松園と同時期に活躍し、美人画家として名高い鏑木清方をはじめとする東京画壇の名だたる画家の美人画も紹介する。

  • 《庭の雪》 1948(昭和23)年 絹本・彩色 山種美術館
    ※無断転載禁止

五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳
会場:上野の森美術館 →上野MAPへ
会期:5月27日(火)~7月6日(日)
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
https://www.5ukiyoeshi.jp

浮世絵が最も成熟し、黄金期と呼ばれた天明・寛政期に、美人画、役者絵、風景画など各分野で浮世絵の頂点を極めた5人の絵師の代表作を中心に、約140点を紹介する展覧会。
美人画で一世を風靡した喜多川歌麿、役者絵で強烈なインパクトを与えた東洲斎写楽、《冨嶽三十六景》をはじめ、多彩な画風を生んだ葛飾北斎、≪東海道五拾三次之内≫など名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、斬新な構図の武者絵や諧謔味溢れる風刺画などに新境地を開いた歌川国芳と、浮世絵の世界の奥深さを堪能できる。

  • 葛飾北斎「楠多門丸正重 八尾の別当常久」
    ※無断転載禁止

オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより
ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠

会場:三菱一号館美術館 →東京MAPへ皇居MAPへ
会期:5月29日(木)~9月7日(日)
休館日:月曜(祝日の場合、トークフリーデー[6月30日、7月28日、8月25日]、9月1日は開館)
開館時間:10:00~18:00、祝日を除く金曜・第2水曜・8月の土曜・9月1日~9月7日は10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://mimt.jp/ex/renoir-cezanne/

パリ・オランジュリー美術館が初めて、印象派・ポスト印象派の巨匠として知られるピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)とポール・セザンヌ(1839-1906)の2人に焦点を当てた展覧会。
肖像画、静物画、戸外制作といった章立てを通じて、約52点の油彩作品で構成され、2人に影響を受けたビカソの作品も展示。
モダン・アートへの道を拓いた2人の巨匠に迫る。

  • ポール・セザンヌ《セザンヌ夫人の肖像》
    1885-95年、油彩・カンヴァス、 オランジュリー美術館
    © GrandPalaisRmn (musée de l'Orangerie) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
    ※無断転載禁止

藤田嗣治 ―7つの情熱
会場:SOMPO美術館
会期:4月12日(土)~6月22日(日)
休館日:月曜(5月5日は開館)、5月7日
開館時間:10:00~18:00、金曜10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2024/tsuguharu-foujita/

藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886–1968)の作品の魅力を、「7つの視点(情熱)」という新しい切り口で紹介する展覧会で、藤田の創作源を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という「7つの情熱」で読み解く。
藤田のカタログ・レゾネ(全作品集)の編集者であるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、個人所蔵を含む国内外から集められた油彩、版画、資料など、150余点で構成され、東郷青児、川島理一郎、海老原喜之助など、藤田と関わりの深い日本人画家9名の作品も展示される。

  • 藤田嗣治《自画像》 1960年 木版/紙 37.5×29cm 個人蔵(フランス)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 E5785
    ※無断転載禁止

めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展
会場:豊島区立熊谷守一美術館
会期:4月15日(火)~6月29日(日)
休館日:月曜
開館時間:10:30~17:30(最終入館は閉館の30分前まで)
https://kumagai-morikazu.jp/exhibition/VegNjYBI

熊谷守一が描いた家族の肖像が一堂に会する、開館40周年記念特別企画展。
わずか4歳(満2歳9ヶ月)で亡くなった次男 陽を描いた近代洋画の名品「陽の死んだ日」(大原美術館蔵)が当館にて初公開され、21歳の若さで亡くなった長女 萬の弔いから帰る残された家族の姿を描いた「ヤキバノカエリ」(岐阜県美術館蔵)も展示される。また、妻 秀子を結婚前に描いた「某夫人像」や、孫を抱く娘を描いた「母子像」など、家族の肖像を通して、めぐるいのちの物語を紹介する。

  • 熊谷守一「陽の死んだ日」1928(昭和3)年
    公益財団法人大原芸術財団 大原美術館蔵
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横尾忠則 連画の河
会場:世田谷美術館
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
会期:4月26日(土)~6月22日(日)
休館日:月曜(5月5日は開館)、5月7日
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00223

さまざまな手法と様式を駆使し、驚異的な創造力を発揮し続ける画家・横尾忠則(1936-)。
遠い昔に郷里の川辺で同級生たちと撮った記念写真のイメージを起点に制作が始まった横尾の「連画」は、昨日の自作を他人の絵のように眺め、そこから今日の筆が導かれるままに描き、明日の自分=新たな他者に託して、思いもよらぬ世界がひらけるという、川の流れのような作業から生まれ、初めて見るのにどこか懐かしい思いを抱かせる。
本展では、150号を中心とする新作油彩画約60点にスケッチ等も加え、88歳の横尾忠則の現在を紹介する。

  • 横尾忠則《ボッスの壺》2024年 作家蔵
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橋口五葉のデザイン世界
会場:府中市美術館
住所:東京都府中市浅間町1丁目3(都立府中の森公園内)
会期:5月25日(日)~7月13日(日)
   前期/5月25日(日)~6月15日(日)
   後期/6月17日(火)~7月13日(日)
休館日:月曜
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/2025_Hashiguchi_goyo.html

我が国の書籍装幀や新板画の先駆者である橋口五葉(1881-1921)は、三越のポスターをはじめとする商業グラフィックも手がけており、グラフィックデザイナーとしても数多くの仕事を残している。
本展では、美術学校在学中から交流を持った夏目漱石をはじめ、泉鏡花など日本近代文学を代表する作家の書籍の装幀を中心に、五葉が手掛けたポスターや絵画、新板画など様々な領域の作品も併せて展示し、多彩な五葉のデザイン世界の全貌を紹介する。

  • 橋口五葉による泉鏡花著作の装幀
    個人蔵(千葉市美術館寄託ほか)撮影:上野則宏
    ※無断転載禁止


京都

松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―
会場:京都市京セラ美術館 新館 東⼭キューブ →祇園・清水寺・銀閣寺MAPへ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
会期:4月25日(金)~9月7日(日)
   前期/4月25日(金)~6月29日(日)
   後期/7月1日(火)~9月7日(日)
   ※前期・後期で全点を入れ替え
休館日:月曜(4月28日、5月5日、7月21日、8月11日は開館)
開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)
https://yayoikusamahanga.exhibit.jp/

世界的前衛芸術家・草間彌生(1929~)の版画の世界を紹介する展覧会。
本展覧会では、世界最大級の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する版画作品に作家蔵の作品を加えた約330点で、草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観する。
シルクスクリーン、エッチング、木版画、ラメなど様々な版画技法を網羅した作品は圧巻で、初めての版画作品から、近年の代表作「愛はとこしえ」シリーズまでを一挙紹介する。
また、江戸時代の浮世絵の制作技術を継承する版元と前衛芸術の「共創」で実現した、富士山の木版画連作も公開される。

  • 《帽子 (I) 》2000年 ©YAYOI KUSAMA【後期展示】
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大阪

山王美術館コレクションでつづる エコール・ド・パリ展
ローランサン、ユトリロ、モディリアーニ、パスキン、藤田嗣治、キスリング

会場:山王美術館
住所:大阪府大阪市中央区城見2-2-27
会期:3月1日(土)~7月31日(木)
休館日:火曜、水曜
開館時間:10:00~17:00 (最終入館は16:30)
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/exhibition/202503.html

山王美術館コレクションの中から、エコール・ド・パリを代表する、ローランサン、ユトリロ、モディリアーニ、パスキン、藤田嗣治、キスリングらの作品約30点を展示。近年収蔵した、ローランサン5点、ユトリロ1点、モディリアーニ1点、パスキン1点、藤田嗣治2点、キスリング3点の絵画は初公開となる。
それぞれの画家の多彩かつ独創的な絵画から、エコール・ド・パリの世界観を感じたい。 「エコール・ド・パリ展」によせて、5階展示室では西洋へと渡った日本画家の作品を、3階展示室では1910~1920年代にかけてパリに留学した洋画家の作品を中心に紹介する。

  • マリー・ローランサン≪真珠で装うエヴァリン≫1936年、山王美術館
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兵庫

大阪・関西万博記念事業 髙田賢三展 パリに燃ゆ、永遠の革命児
会場:姫路市立美術館
住所:兵庫県姫路市本町68-25
会期:4月12日(土)~7月21日(月・祝)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
https://takadakenzo-himeji2025.jp/

世界的ファッション・デザイナー髙田賢三(1939-2020)の、没後初の故郷・姫路での大規模回顧展。
本展では、KENZOのデザイナーとして活躍した70年代から90年代の作品、1994年姫路でのショーで実際にランウェイを歩いた衣装、髙田賢三の後継デザイナー・NIGO氏の作品を紹介し、髙田賢三の創作世界を展望する。また、少年時代に制作した絵画作品や故郷・姫路ゆかりの資料と、髙田の「理想郷」ともいえるパリ・バスティーユの旧邸宅「Takada Kenzo House」の再現模型や、晩年の髙田の遺愛品などを紹介し、姫路に生まれ、パリで花開き世界へと躍進した、日本のファッションデザイナーのパイオニア・髙田賢三の原点と人物像に迫る。

  • ©毎日新聞社
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