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東京アートニュース

 
東京アートニュース  
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ミロ展
会場:東京都美術館 →上野MAPへ
会期:3月1日(土)~7月6日(日)
休室日:月曜(4月28日、5月5日は開室)、5月7日
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
https://miro2025.exhibit.jp/

スペイン、カタルーニャ州に生まれ、20世紀を代表する巨匠に数えられるジュアン・ミロ(1893~1983)の芸術の真髄を体感できる大回顧展。
ミロの代表作に挙げられる〈星座〉シリーズをはじめ、故郷カタルーニャの地で描いた初期の名作《ヤシの木のある家》、1920年代の傑作《オランダの室内I》、晩年の作品《焼かれたカンヴァス2》など、各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介する。

※無断転載禁止

入場人数の制限や、入場券・日時指定券が必要な場合がありますので、お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。


東京

ヒルマ・アフ・クリント展
会場:東京国立近代美術館 → 皇居MAPへ
会期:3月4日(火)~6月15日(日)
休館日:月曜(3月31日、5月5日は開館)、5月7日
開館時間:10:00~17:00 、金・土曜10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://art.nikkei.com/hilmaafklint/

抽象絵画の先駆者、ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)の、アジア初となる大回顧展。
ヒルマ・アフ・クリントの今日の評価を決定づけた代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–1915年)を中心に、すべて初来日となる作品約140点を展示。ノートやスケッチなどの資料も展示し、同時代の神秘主義思想・自然科学・社会思想・女性運動といった多様な制作の源泉を探るとともに、画業の全貌を紹介する。
ハイライトは、代表的作品群「 神殿のための絵画」のなかでも異例の巨大なサイズで描かれた〈10の最大物〉 (1907年) 。人生の四つの段階 (幼年期、青年期、成人期、老年期) を描いた10点組の大作で、高さ3m以上。彼女の無限の想像力を体感することができる。

  • ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物,グループIV,No. 3,青年期》
    1907年 テンペラ・紙(キャンバスに貼付) 321×240cm
    ヒルマ・アフ・クリント財団
    By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
    ※無断転載禁止

没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
会場:サントリー美術館 →六本木MAPへ
会期:2月15日(土)~4月13日(日)
   ※作品保護のため、会期中展示替えを実施
休館日:火曜(4月8日は18:00まで開館)
開館時間:10:00~18:00 、
      金曜・3月19日(水)・4月12日(土)10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2025_1/index.html

フランスを代表するガラス工芸家、エミール・ガレ(1846–1904)の没後120年を記念する展覧会で、ガラス、陶器、家具において独自の世界観を展開し、輝かしい成功を収めたガレの地位を築いたパリとの関係に焦点を当て、彼の創造性を展観する。
ガラス、陶器、家具、ガレ自筆文書や、初公開されるパリでガレの代理店を営んだデグペルス家伝来資料など計110件を通じて、青年期から最晩年に至るまでのガレの豊かな芸術世界を俯瞰できる。

  • 蓋付コンポート エミール・ガレ 1870年代 ポーラ美術館
    ※無断転載禁止

特別展「古代DNA ―日本人のきた道―」
会場:国立科学博物館 →上野MAPへ
会期:3月15日(土)~6月15日(日)
休館日:月曜(3月31日、4月28日、5月5日、6月9日は開館)、5月7日
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)、
     土曜・4月27日~5月6日9:00~19:00(入場は18:30まで)
https://ancientdna2025.jp

遺跡から発掘された古代の人々の骨に残るごく僅かなDNAを解読し、人類の足跡をたどる古代DNA研究。近年では技術の発展とともに、古代ゲノム解析は飛躍的な進化を遂げ、ホモ・サピエンスの起源とアフリカからの拡散の状況を明らかにしつつある。
本展では、日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などによる最新の研究で見えてきた、4万年に及ぶ日本列島集団の成立のシナリオを解説する。また、古くから人類とかかわりが深いイヌやイエネコの渡来の歴史や暮らしぶりにも迫る。

  • DNA情報に基づいて作成された船泊23号
    (北海道の縄文人)復顏
    国立科学博物館蔵
    ※無断転載禁止

西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館

会場:国立西洋美術館 →上野MAPへ
会期:3月11日(火)~6月8日(日)
休館日:月曜(3月24日、5月5日、5月6日は開館)、5月7日
開館時間:9:30~17:30、金・土曜9:30~20:00(入館は閉館の30分前まで)
https://art.nikkei.com/dokomiru/

米・サンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品計88点を組み合わせ、ルネサンスから19世紀印象派までの600年にわたる西洋美術の歴史をたどりつつ、作品をどのように見ると楽しめるかという観点から、鑑賞のヒントを提案する展覧会。
関連する作品をペアや小グループごとに展示、比較して鑑賞することで、様々な角度から絵画が持つストーリーを深掘りできる。
なお、サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作を含む49点はいずれも日本初公開。

  • フアン・サンチェス・コターン
    《マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物》
    1602年頃、油彩/カンヴァス、サンディエゴ美術館
    Ⓒ The San Diego Museum of Art
    ※無断転載禁止

異端の奇才――ビアズリー
会場:三菱一号館美術館 →東京MAPへ皇居MAPへ
会期:2月15日(土)~5月11日(日)
休館日:月曜(ただし、トークフリーデーの2月24日、3月31日、4月28日と5月5日は開館)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜、4月5日は20:00まで)
https://mimt.jp/ex/beardsley/

彗星のごとく現れ、25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(1872-1898)の人生と画業を辿る大回顧展。
世界有数のビアズリーコレクションを有するヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画で、出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-1894)や、ワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描に加えて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧する。

  • オーブリー・ビアズリー《孔雀の裳裾》1907年、
    ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
    Photo: Victoria and Albert Museum, London
    ※無断転載禁止

坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F
会期:12月21日(土)~2025年3月30日(日)
   ※オンラインチケット(日付指定)推奨
休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、12月28日~1月1日、1月14日、2月25日
開館時間:10:00~18:00、3月7日・14日・21日・28日・29日10:00~20:00
    (展示室入場は閉館の30分前まで)
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/

音楽家・アーティスト、坂本龍一(1952-2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展。
本展では、生前坂本が東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、坂本の創作活動における長年の関心事であった音と時間をテーマに、未発表の新作と、これまでの代表作から成る没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点あまりを、美術館屋内外の空間にダイナミックに構成・展開する。
坂本が追求し続けた「音を空間に設置する」という芸術的挑戦と、「時間とは何か」という深い問いかけが、、鑑賞者の目と耳を開きながら、心を揺さぶり、従来の音楽鑑賞や美術鑑賞とは異なる体験を生み出す。

  • Photo by Neo Sora ©2017 Kab Inc.
    ※無断転載禁止

早春展「細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―」
会場:永青文庫
会期:2025年1月11日(土)~4月13日(日)
休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、1月14日、2月25日
開館時間:10:00~16:30(最終入館は16:00)
https://www.eiseibunko.com/exhibition.html

永青文庫の設立者である16代の細川護立(1883~1970)が支援をした陶芸家・河井寬次郎(1890~1966)の作品約30点を展示し、初期から後期にかけての作風の変遷を辿るほか、細川家伝来の茶道具を特集する。
特に、熊本藩の御用窯であった八代焼は、河井寬次郎の作品とともに、約20年ぶりのお披露目となる。素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌技法が特徴の八代焼は必見だ。
また、特別展示として細川護熙・護光の作品も紹介されるので、細川家の日本陶磁コレクションの様々な魅力を堪能できる。

  • 河井寬次郎「三彩車馭文煙草筒」大正11年(1922)
    ※無断転載禁止

相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史

会場:東京藝術大学大学美術館 →上野MAPへ
会期:3月29日(土)~5月25日(日)
   前期/3月29日(土)~4月27日(日)
   後期/4月29日(火・祝)~5月25日(日)
   ※会期中、一部展示替えあり
休館日:月曜(5月5日は開館)、5月7日
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
https://shokokuji.exhn.jp

金閣寺、銀閣寺の通称で名高い鹿苑寺、慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山・相国寺は、時代を通じ、数々の芸術家を育て、名作の誕生を導き、相国寺、鹿苑寺、慈照寺が所有する美術品は、相国寺境内にある承天閣美術館で公開されてきた。
本展では、相国寺承天閣美術館開館40周年を機に、国宝・重要文化財40件以上を含む相国寺派の名品を中心に紹介する。
伊藤若冲が鹿苑寺(金閣寺)の大書院に描いた障壁画を中心に、相国寺派に伝わる若冲作品の数々が展示され、ほかにも、天目茶碗の名品として名高い国宝《 玳玻盞散花文天目茶碗》、俵屋宗達筆と伝わる重要文化財《蔦の細道図屏風》、円山応挙の重要文化財《七難七福図巻》、同《大瀑布図》など見どころは多い。

  • 《観音猿猴図》 狩野探幽筆、狩野尚信筆、狩野安信筆
    江戸時代 正保2年(1645) 相国寺蔵
    ※無断転載禁止

リニューアルオープン記念展
学習院コレクション「華族文化 美の玉手箱 芸術と伝統文化のパトロネージュ」

会場:霞会館記念学習院ミュージアム →目白MAPへ
会期:3月14日(金)~5月17日(土)
休館日:日曜、祝日(3月20日、4月13日、4月27日は開館)、4月14日
開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30)
入館料:無料
https://www.gakushuin.ac.jp/univ/ua/exhibition/

学習院大学の附置研究施設として設立された「学習院大学史料館」が、「霞会館記念学習院ミュージアム」としてリニューアルオープンされるのを記念して開催される特別展。
学習院大学史料館では開館以来、「学習院」「皇族・華族」に関する史・資料・美術品を収集し、調査研究を続けてきた。本展では、芸術と伝統文化の「パトロネージュ」をテーマに6つのコーナーを設け、絵画、工芸品、古文書、文学資料など約100件を展覧する。

  • 八稜鏡形鳳凰文ボンボニエール(大正大礼 東京宮中饗宴)
    銀製 大正4(1915)年12月8日下賜
    ※無断転載禁止

ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ
会場:CREATIVE MUSEUM TOKYO →東京MAPへ
会期:3月20日(木・祝)~6月3日(火)
   ※3月20日(木・祝)~23日(日)、5月3日(土・祝)~6日(火・休)、
    5月31日(土)、6月1日(日)は日時指定制
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~18:00、金曜・5月4日・5月5日10:00~20:00、
     土曜9:00~20:00、日曜、祝日9:00~18:00(最終入場は閉館の30分前まで)
https://yoshitake-ten.exhibit.jp/tokyo/

ベストセラー『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)をはじめ、絵本や著作、イラストレーションなどで子どもから大人まで幅広い支持を獲得してきたヨシタケシンスケ氏の巡回展のたっぷり増量版。
本展では、ヨシタケ氏が身の回りのできごとを観察し、小さな手帳に長年にわたって描きためたスケッチの数々を、過去最大の総数7500枚以上一挙に公開。展示される絵本の原画は、総数約170枚にのぼる。東京会場限定となる大型の体験展示も複数登場し、展覧会オリジナルグッズも盛りだくさんになっている。

  • 東京会場メインビジュアル ©Shinsuke Yoshitake
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寺山修司展 ―世田谷文学館コレクション展 2024年度後期―
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
会期:10月5日(土)~2025年3月30日(日)
 ※会期途中に整備休館あり
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日、館内整備期間(3月10日~3月18日)
開館時間:10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
https://www.setabun.or.jp/collection_exhi/20241005_collection.html

表現活動の豊かな可能性を模索した寺山修司(1935~1983)は、30歳前後の1960年代後半に世田谷区下馬へ移り住み、演劇実験室「天井棧敷」を設立。長編小説や戯曲、評論など新たな執筆活動をしながら、演劇や映画といった芸術ジャンルへと移行していく、寺山にとって節目となる時期がこの世田谷時代だった。
寺山の生誕90年にあたり、これまで収蔵してきた関連コレクションを一堂に展示するのが、今回の展覧会で、自筆の書簡や「天井棧敷」に関する資料(原稿・台本・ポスター)など約150点の資料で、寺山修司の人物像とその活動を紹介する。

  • 渋谷に落成した天井棧敷館の前で(1969年)©テラヤマ・ワールド
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堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE
会場:PLAY! MUSEUM
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟2F
会期:1月22日(水)~4月6日(日)
休館日:2月16日
開館時間:10:00~17:00、土・日曜、祝日10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)
https://play2020.jp/article/seiichi_horiuchi

雑誌『anan』や『BRUTUS』のアートディレクション、絵本『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)の絵で知られる堀内誠⼀(1932-1987)の展覧会。
本展ではひとつの展覧会を「FASHION」「FANTASY」「FUTURE」という「F」を頭⽂字とした3つのセクション(企画展示)で構成。「FASHION」展では、堀内誠⼀が⼿がけた『anan』49冊の魅⼒を味わい、「FANTASY」展では、⼤きな絵本の森の中を歩き原画や映像に出会う。そして「FUTURE」展では、堀内氏を敬愛する⽅々100⼈が好きな作品を推挙し、堀内氏から受け取ったもの、未来へ伝えたい⾔葉とともに展⽰する。

  • 『ぐるんぱのようちえん』(1965年)福音館書店
    ©Seiichi Horiuchi
    ※無断転載禁止


千葉

DIC川村記念美術館 1990~2025 作品、建築、自然
会場:DIC川村記念美術館
住所:千葉県佐倉市坂戸631
会期:2月8日(土)~3月31日(月)
   前期/2月8日(土)~3月2日(日)
   後期/3月4日(火)~3月31日(月)
   ※会期中に4点展示替えあり
休館日:月曜(2月24日、3月31日は開館)、2月25日
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2025/collection/

休館前、佐倉の地で最後となるコレクション展示。
設立当初から大切にしてきた作品・建築・自然の調和というコンセプトに基づき、全館を使用してコレクションの流れをもれなく紹介。庭園の野外彫刻を含め、約180点の作品を展観する。
木漏れ日が射す廊下で結ばれた、それぞれ全く異なる意匠を持つ11の展示室からなる館内では、随所で屋外の自然を感じられ、心地よいアートな時間を過ごすことができる。

  • 101室 印象派からエコール・ド・パリへ
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神奈川

カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ
会場:ポーラ美術館  →箱根MAPへ
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
会期:12月14日(土)~2025年5月18日(日)
休館日:会期中無休
開館時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで)
https://www.polamuseum.or.jp/sp/colors/

「本当の色」が身近に感じられなくなりつつある今、近代から現代までの美術家たちが獲得してきた「色彩」とその表現に注目し、色彩論や色を表現する素材との関係にふれながら、色彩の役割についてあらためて考察する展覧会。
ポーラ美術館の名品を中心に、近年新たに収蔵した11点の初公開作品を加え、近現代美術における「色彩」の変遷をダイナミックに紹介し、近代から現代までの西洋絵画の色彩における革新の歴史をひもとく。
また、近代から戦後の美術家たちにインスピレーションを受け、色を表現する素材や色彩構成の研究にいそしむ現代の作家たちにも焦点を当て、これからの現代アートの可能性を探る。

  • ベルナール・フリズ《Ijo》2020年 ポーラ美術館
    Photo: Ken Kato © Bernard Frize / ADAGP, Paris, 2024
    Courtesy of the artist and Perrotin
    ※無断転載禁止

新潟

谷川俊太郎 絵本★百貨展
会場:新潟県立万代島美術館
住所:新潟県新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5F
会期:2025年1月18日(土)~4月6日(日)
休館日:1月20日、2月3日、2月17日、3月3日、3月17日
開館時間:10:00~18:00(観覧券の販売は17:30まで)
https://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/tanikawa_ehon/

2024年11月、92歳で亡くなった詩人の谷川俊太郎。
本展では、1960年代以降、さまざまな絵描きや写真家と作ってきた200冊にも及ぶ絵本の中から約20冊を取り上げ、多彩なクリエイターとともに、絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示。谷川俊太郎の絵本の世界を、立体的に体験することができる。
また、最後のコーナーでは展示で紹介してきた絵本を読むこともできるので、読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差しを感じてみたい。

  • 東京会場 展示風景(撮影:高橋マナミ)
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京都

細見コレクション 若冲と江戸絵画
会場:細見美術館 →祇園・清水寺・銀閣寺MAPへ
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
会期:3月1日(土)~5月11日(日)
休館日:月曜(5月5日は開館)、5月7日
開館時間:10:00~17:00
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex088/index.html

江戸時代絵画を代表する絵師として知られる伊藤若冲(1716~1800)。
細見コレクションの若冲作品の特徴は、初期作と晩年作が見られるところにあり、また、若冲の画業において質・量ともに見逃せない水墨画は、細見コレクションでも大きな割合を占めている。
本展では、細見コレクションより若冲とその弟子とされる若演の作品のほか、江戸時代のさまざまな絵師による作品を展観する。

  • 伊藤若冲 《鼠婚礼図》
    寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
    ※無断転載禁止

大阪

大阪市・上海市友好都市提携50 周年記念
特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」

会場:大阪市立東洋陶磁美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-26
会期:10月19日(土)~2025年3月30日(日)
休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、12月28日~1月4日、1月14日(火)、2月25日(火)
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
https://www.moco.or.jp

大阪市と上海市の友好都市提携50周年を記念して開催される展覧会。
中国を代表する世界的な博物館の一つとして知られる上海博物館の、日本初公開作品22件(うち海外初公開19件)を含む所蔵品50件と、大阪市立東洋陶磁美術館所蔵品27件の作品が一堂に並び、唐時代から清時代までの中国陶磁の至宝の数々を堪能することができる。
特に、清時代の康煕年間に景徳鎮官窯でつくられた《蘋果緑釉印盒》(国家一級文物)は、「豇豆紅釉」が窯変によって淡いアップルグリーンの「蘋果緑釉」となり、部分的に紅色も見られる極めて珍しい作品で必見だ。

  • 緑地粉彩八吉祥文瓶 清時代・乾隆(1736-1795)/
    景徳鎮窯 高25.9cm、径10.1cm 上海博物館
    ※無断転載禁止

リニューアルオープン記念特別展
「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」

会場:大阪市立美術館
住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
会期:3月1日(土)~3月30日(日)
休館日:月曜
開館時間:9:30~17:00 、3月1日10:00~17:00(入館は16:30まで)
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/whats_new

約2年半に及ぶ休館期間を経て、2025年3月1日にリニューアルオープンすることを記念して開催される特別展。
館内の全フロアを会場とし、重要文化財6件を含む絵画や書蹟、彫刻、漆工、金工、陶磁など分野ごとに選りすぐりの作品約250件を一堂に展観する。
また、これまであまり紹介される機会のなかった「珍品」ともいえる作品も多数展示され、大阪市立美術館の「変わらぬ魅力と新たな魅力」を感じることができる。

  • 《青銅鍍金銀 羽人》 中国・後漢時代・1~2世紀
    大阪市立美術館蔵(山口コレクション)
    ※無断転載禁止




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