京都 清水寺・祇園






「京都のはじめ」
京都のはじめは秦(ハタ)氏が葛野太秦(カドノウズマサ)あたりに定住した頃かららしい。
秦氏は応神天皇の時代(5世紀前半=古墳時代の中頃)に半島から渡来した集団で、土木治水、稲作、鉄銅の採掘精錬、養蚕機織、薬草薬事それに酒造り、芸能にも通じていたといわれる。
桓武天皇が都を山科国に定めた折も大いに登用したと言われ秦氏もその国造りに積極的に参加している。
酒造りの神様松尾大社、稲作の神様伏見稲荷神社を創始しその祭神を祀った大豪族であり、下鴨神社、上賀茂神社を祀る賀茂氏との関係も深い。
清水寺と征夷大将軍
朝廷にまつろわぬ蝦夷(エミシ)を討伐した征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建の一翼を担ったお寺で観音菩薩を祀る観音霊場である。開山は僧延鎮。
東山が舌状にせり出した馬の背状の丘の上に造られたお寺て周りは谷になっている。
その谷に浮かぶように造られた「清水の舞台」が有名で実際に立ってみるととても気持がいい。
以下、桜の景色を特集します。