北海道 函館・五稜郭
西洋文明が日本に初めて入ってきた頃の風景が今も残る箱館
幕末、1859年、日本が海外に向って開港した時、ロシアやイギリス、アメリカなどの国が箱館に領事館をおき、箱館は貿易港としてスポットライトが当った。ただ、武器や艦船の取引が行われた長崎のようではなく、箱館はニシンや鮭など北太平洋の海産物の貿易港で、のんびりしているというか平和な港町であった。ハリストス正教会が開かれ、着飾ったロシア婦人達が礼拝にいく風景がみられただろう。西洋文明が日本に初めて入ってきた頃の風景である。その後、五稜郭が築造され、そこに籠る幕府軍(土方歳三もいた)と新政府軍とで戊辰戦争最後の戦い(1868・9年)が行われたりで、港町函館は歴史的な風景が強調されながら今日に至っている。
札幌NEWS:ミュンヘン・クリスマス市は毎年11月下旬から12月下旬に開催
札幌NEWS:さっぽろホワイトイルミネーションは毎年11月下旬から12月下旬に開催